【食品編】ザ・パックのパッケージ

ザ・パックは、トータルパッケージメーカーとして様々な業種の包装資材をワンストップでご提供しています。
そのほとんどはオーダーメイドで製作されたものです。時代やトレンドの変化は必要とされるパッケージの形を年々変化させてきましたが、私たちはこれまで培ってきた経験をもとに、最適なご提案ができることを強みとさせてきました。

今回は食品・飲料業界の包装資材について、これまでのザ・パックの取り組みやおすすめしたいパッケージをご紹介していきます。

ザ・パックの食品包装資材の歴史を振り返る

ザ・パックは、古くから印刷紙器の製造を得意としており、1959年設立の大阪工場や2011年にリニューアルした東京工場を中心に、自社工場や国内協力工場での製造を行っています。
贈答用の化粧箱として、華やかな印刷を施したパッケージは現在に至るまで進化を続けています。
従来は一般的だった缶や貼り箱の贈答箱でしたが、輸送時や保管時にはかさ張ってしまうというお困りごともありました。
ザ・パックではワンタッチで組み立てが可能な化粧箱への切り替えをご提案するなど、トータルパッケージメーカーならではの選択肢の多さで様々な課題を解決してきました。

近年は、食品一次容器やテイクアウトで使用する紙器などのパッケージの製造にも力を入れています。
自社工場内には陽圧などで食品包装の製造に対応したクリーンゾーンを設けるなど、食品に直に触れる容器の工場として安心してご利用いただける設備を整えました。
（参考：食品容器の製造に対応した工場設備について）

2018年には、東京・大阪の自社工場にて国際規格であるFSSC22000（食品安全）認証を取得し、食品用紙製パッケージの製造に関わるシステムが食品安全マネジメントシステムに基づいて管理された状態であることが証明されています。
（参考：FSSC22000認証取得のお知らせ）

環境にやさしいパッケージの需要が高まるとともに、プラスチック製から紙製パッケージへの切り替えや、使用する資源の削減、環境負荷の少ない素材の開発などのお問い合わせが増え、ザ・パックの豊富なラインナップから各企業・お客様のご希望に沿った包装資材をご提案しています。

和洋菓子におすすめのパッケージ

和洋菓子のパッケージとしては、ケーキ箱などのスイーツを直接入れる持ち帰るためのパッケージや、ギフト用に仕上げるためのラッピング資材などをご用意することができます。
もちろん、ボックス類だけでなく手提袋（ショッピングバッグ）も合わせてお作りします。

持ち帰り用のパッケージは、ケーキ箱やデコ箱のイメージが強いかもしれません。
最近はサンドウィッチ（フルーツサンド）の断面を綺麗に見せるパッケージや、出来立ての美味しさを保つための配慮をしたパッケージなど、販売する商品に特化したアレンジの実績も豊富です。


ギフト用のパッケージは、チョコレート、クッキーやマカロンなどの焼き菓子、ゼリーやプリンなどの重たいもの、最中やおまんじゅう、おせんべい等の和菓子、など様々なお菓子が想定されますが、見栄えはもちろんのこと、商品保護性や重量に対する耐久性などを考慮する必要があります。
贈答用のボックスとしては定番のフタ・身セパレートタイプや、一体型タイプのほかに、多様なバリエーションを実績として持っています。
ごく一部の紹介ではありますが、製品－箱ページをご覧ください。
外箱だけでなく商品を固定する仕切りやリボン等の装飾アイテムも合わせて、デザインや設計提案ができるスタッフが在籍しておりますので、中に入れたい商品をお借りして魅力的な見せ方からご提案することも可能です。


和洋菓子のレジ横にちょこんと置かれている、プチギフト用のパッケージとしては、ハンドバッグ型やシンプルな底貼りサックなどが人気です。
カラーバリエーションで味の違いを表現したり、積み重ねてディスプレイ効果をねらったりと、小さな箱ならではの使い方をご提案します。

今、注目が集まるテイクアウト需要に向けたパッケージ

飲食店が続々とテイクアウト（持ち帰り）サービスを始めるなど、コロナ禍を経て、飲食業界のあり方も大きく変わりました。また食事の宅配サービスも街中で頻繁に見かけるようになりました。
出来立ての食事をできるだけ美味しさを損なわずに運び、油染みや水蒸気でベチャベチャになってしまわないよう、ピザにはピザの特性に適した箱、からあげにはからあげの特性に適した箱があります。
今お使いの資材や、これから導入するにあたってお困りの点があれば、ぜひご相談ください。パッケージのプロの視点で、最適な資材をご提案します。

ザ・パックのテイクアウトパッケージには２つの強みがあります。
１つ目は、全国様々な分野の食品パッケージを製造しお使いいただいた実績が豊富にある点です。
２つ目は、素材や形状等、幅広いバリエーションの食品容器を取り扱うことが出来る点です。
ワンストップでお打ち合わせからご納品までしっかりフォローいたしますので、お任せください。


食品容器については、こちらのブログでもご紹介しています。
揚げ物のテイクアウトも安心！食品用の紙箱・紙容器の種類
【テイクアウト・デリバリー】今、おすすめしたい食品容器とは

食品一次容器包装の「紙化」研究開発

SDGsや脱炭素、脱プラスチックに対する世界的な取り組みを受けて、様々な容器包装を「紙製」に切り替えていく動きが広まっています。
ザ・パックでも環境にやさしいパッケージのラインナップを更に増やすため、これまでプラスチック製でしか実現できなかったパッケージの「紙化」を可能とする様々な設備投資や研究開発を行っています。
例えば、モールド素材の冷凍対応のお弁当箱、紙マーク表示ができるフィルムパッケージ（軟包装）であるクラフトシリーズ、テーパー紙トレーの生産能力アップなど…。

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