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【テイクアウト・デリバリー】今、おすすめしたい食品容器とは

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【テイクアウト・デリバリー】今、おすすめしたい食品容器とは

ザ・パックは紙箱の製造も非常に得意としており、東日本と西日本に1箇所ずつ、紙箱を製造する自社工場を持っています。
この工場では食品が直接触れるパッケージを製造できる設備も備え、テイクアウトやコンビニのホットスナックなどのパッケージを製造しています。

・コロナ禍でテイクアウトやデリバリーの需要が大きく増えていること
・環境負荷の少ないパッケージを求める声が増えていること
この2つの要因で以前よりも紙製の食品容器の需要が高まっていることから、ザ・パックでは新しい素材や技術の研究開発を続けています。

今回は、ザ・パックで作ることができる「食品容器」の中から、最新の素材・形状についてご紹介していきます。

目次

  1. プラスチック資源循環戦略マイルストーン
  2. 最新の食品容器4選
    ①環境にやさしい紙製テーパートレー(FSSC22000認証対応)
    ②all紙製!仕切りの付いたお弁当箱
    ③SNS映え間違いなしのモールド容器
    ④トップシール対応の食品容器
  3. 食品容器の製造に対応した工場設備について
  4. 食品容器ご依頼のポイント

プラスチック資源循環戦略マイルストーン

世界的に海洋プラスチック等による環境汚染や廃プラスチックの有効利用率の低さが課題とされる背景から、国としてもプラスチック資源循環戦略を掲げリデュース、リユース、リサイクルの3R、そして再生可能資源への代替を重点戦略としています。

環境省HP:https://www.env.go.jp/press/106866.html

この戦略の目玉は、「数値目標」=「マイルストーン」を定めている点です。
従来は、「何ができるか、それでどこまでいくか」の積み上げで目標設定することが多かったのですが、今回は「できるかできないか、どうやってやるか」よりも、「あるべき姿」をマイルストーンとして設定している点で、野心的な数値目標といえます。

Reduce reuse recycle
このような背景から食品容器の分野でも、マイルストーンに沿った環境負荷の少ないパッケージを求める声が、事業者側からも消費者側からも挙がっています。
ザ・パックではプラスチックを可能な限り減らすことができる「減プラ」容器包装、また特にall紙製の容器包装について日々研究開発を進めております。

最新の食品容器4選

前項でお伝えした数値目標などの背景や紙製食品容器の需要の拡大を受けて、新たに開発したものや改めておすすめしたいパッケージを4つご紹介します。
いずれも、ポイントは「紙製」であり、環境にやさしいパッケージだという点が共通しています。
コロナ禍でテイクアウトしたお惣菜などをご自宅で食べる機会が増えましたが、その分家庭から排出されるプラスチックごみの量も増えてしまっていることがニュースで取り上げられるなど問題視されています。
今後はより一層、少しでも環境負荷の少ないパッケージを選択することが課題となっていくでしょう。

①環境にやさしい紙製テーパートレー(FSSC22000認証対応)

紙製テーパートレー
傾斜(テーパー)が付いている箱で、ご納品時から箱の形に成形されていることから積み重ねてストックすることができます。
高さを変えたり、フタをつけたり、食品を入れても漏れない形状にすることで、お皿やハンバーガーの箱(クラムシェル)、お弁当箱などの用途に幅広く採用されています。

製品案内:箱(テーパー)

なおこのテーパートレーは、FSSC22000認証を取得したザ・パックの東京・大阪工場で製造することが可能です。

※FSSC22000認証とは、食品安全マネジメントシステムの国際規格であり、ザ・パックの食品用紙製パッケージの製造に関わるシステムが食品安全マネジメントシステムに基づいて管理されている証となります。(お知らせ:FSSC22000認証を取得いたしました)
参照:一般財団法人日本品質保証機構HP

お惣菜など商品を陳列して販売する場合は特に、消費者が中身を見て選ぶため、フタは透明のプラスチック素材を使用することが多くなります。
そのような場合に、パッケージ全体がプラスチック製のものと比較して、紙製テーパートレーにプラスチック製のフタを組み合わせたお弁当箱は、「減プラ」の取り組みであると言えます。
ザ・パックでは成形品のフタに対してぴったりはまるようにするため、本体の上部を折り返すなどの改良が加えられた最新型のテーパートレーをご用意しています。

テーパートレー
②all紙製!仕切りの付いたお弁当箱

仕切りのついた紙製お弁当箱
テイクアウトなどで、ごはん、主菜、副菜など品数の多いお弁当に対しては、仕切りの付いたペーパーボックスをおすすめします。
テーパートレーと同様に、ご納品時から箱の形になっていることから積み重ねてストックすることができます。
中の仕切りも箱と一体になっているので、組み立ての手間がかかりません。
耐水耐油などの食品容器として必要な機能を備えていることはもちろん、all紙製であることから環境にもやさしく、おしゃれに見せられるなどの効果が期待できます。

③SNS映え間違いなしのモールド容器

モールド容器
パルプモールドという紙製の成形容器は、SNSなどでも「おしゃれに見えるランチボックス」として人気が高まっています。
ナチュラル感のある色味や、素材感などから、消費者目線で特に環境にやさしいイメージが強い食品容器なのではないでしょうか。
食品容器として使われるパルプモールドは、古紙を含まず、バガス(さとうきびの搾りかす)や竹を原料として作られています。
成形品ですのでオリジナルの形状にする場合は金属の型を作る必要がありますが、仕切りのあるお弁当箱からお皿のようなトレーまで、様々な形状で製造が可能です。

④トップシール対応の食品容器

トップシール対応の食品容器
紙製の食品容器にプラスチックのトップシールを施したもののご要望が増えています。
上の画像のような四角いお弁当箱のほか、モールド容器にも対応が可能です。

密封できるという点から、異物混入の心配がなく冷凍対応もできるということで、宅食サービスやチルド品においてメリットがあります。
またお弁当の宅配デリバリー人気が高まる中、運搬時に中身がこぼれやすいなどの課題を解決する方法として、フタがぴったりと密着するトップシール加工が可能な食品容器のご要望をいただくこともあります。

従来はプラスチック製の容器に対してプラスチック製のフィルムで封をすることが一般的でしたが、家庭から出るプラスチックごみの増加が問題となっていることから、環境にやさしい素材を選択し出来る限りプラスチックを削減するためにも、紙製の食品容器に対してトップシール加工を施せるような開発が進められています。
食品容器とフィルム部分の相性など現在進行形で開発が続けられており、今後も最新情報を当ブログにてご紹介していきます。

食品容器の製造に対応した工場設備について

ザ・パックの製造背景は国内4工場、グループ会社、外部委託工場との協力により、災害・事故などの発生時のリスクマネジメントにも対応しています。
特に東京工場・大阪工場では食品包装の対応ができる設備・環境を整えており、メイドインジャパンならではの高い品質を実現しています。
(参考:ザ・パック製造拠点

食品包装の製造機械のあるエリア(クリーンルーム)は通常の製造エリアとは区切られていて、塵や虫などが室内に入らないよう空気の流れが内→外へ向かうような陽圧管理が施されています。
食品対応エリアは目でも見て分かりやすいように床の色を区分けしたり、食品が直接触れるパッケージは仕様書にも「食品包装対応」が必要なことを明記したり、保管時に倉庫でも区別できるようにラベルの色で区別するなど、製造時はもちろん、お手元に届くまでを意識した対応をしていますので、ご安心ください。

食品容器の製造に対応した東京工場
今回ご紹介した多種多様な食品容器は、東京・大阪工場で製造できるものもあれば、一部外部委託工場で製造するものもございます。
ご不明点がございましたら、何なりとお問い合わせください。

食品容器ご依頼のポイント

食品容器、テイクアウト用の資材をオリジナルで作りたい、という場合には、ぜひザ・パックにご相談ください。
ザ・パックは日本全国にパッケージ専門の営業スタッフと、パッケージクリエイターが在籍しており、ご要望・課題に対してパッケージのプロの視点から最適なご提案をさせていただきます。

パッケージ・包装資材の中でも、食品が直接触れる食品容器はご依頼時の確認事項も多くございます。
お打ち合わせの際によくお聞きするポイントを簡単にまとめていきます。

【食品容器の仕様を決めるポイント】
・販売形態(テイクアウト、デリバリー、イートインなど)
・販売メニュー例(量、種類、温かいか冷たいかなど)
・耐水耐油加工が必要かどうか
・冷凍や電子レンジ対応が必要かどうか
・いつ頃から使い始めたいか
・1か月間の使用数目安  等々…

もちろん営業スタッフがお打ち合わせ時にひとつずつ確認させていただきますので、はじめてのご依頼でも安心してお問い合わせください!

安心してお問い合わせください

これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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