店舗・ECサイトで使えるオリジナルギフトボックスのポイント

結婚祝いや誕生日祝い、季節の贈り物などのプレゼントに、特別感を演出するアイテムの一つが「ギフトボックス」です。
最近ではECサイトの宅配用ダンボール箱にも、オリジナルデザインを施してギフト感を演出しているボックスを見かける機会が増えました。
一方で、ギフトボックスは作業効率や保管場所などの観点から、導入に二の足を踏んでいる店舗運営者もいらっしゃるようです。
そこで今回は、効率化を図るうえでも有効なオリジナルギフトボックスのポイントを紹介します。
目次
- ギフトボックスに求められる要素とは
- 効率化を考えたオリジナルギフトボックス事例集!
①組み立てカンタン!スペースも取らない高級箱
②作業性をアップするラッピングアイテム
③宅配コストを抑える段重ねギフトボックス - 通販用ギフトボックスの工夫
- まとめ
ギフトボックスに求められる要素とは
ギフトボックスは、プレゼントを受け取った方の期待感や満足感をアップするために、さまざまな工夫が施されています。
たとえば、普段使用するパッケージより高級感のあるデザインにしたり、リボンやメッセージカードといった装飾品を付けたり、びっくり箱のようなポップアップの仕掛けをしたりと、送り手の気持ちやサプライズ感が伝わるような演出が必要です。
このようなギフトボックスを用意するとき、「作業効率」や「保管場所」を課題に挙げる店舗運営者も少なくありません。
作業効率とは、店舗スタッフが箱の組み立てやラッピングをするのに時間がかかるという点です。リボンを結んだりメッセージカードを添えたりと、装飾するアイテムが多くなるほど作業効率は落ちるでしょう。
また、箱を保管するスペースの確保も必要です。とりわけ、昔から贈答品によく使われる「貼り箱」は、箱の形に組み立てられた状態で納品されるのが一般的で、保管場所に合わせた在庫管理の負担が大きくなることが考えられます。
(参考 製品情報:貼り箱)
こうした課題から、ギフトボックスの製作をためらっている店舗事業者もいらっしゃるようです。
効率化を考えたオリジナルギフトボックス事例集!
作業効率や保管場所といった、ギフトボックス導入に向けた課題を解決するには、「誰でも簡単にラッピングできて、コンパクトに保管できる」ように設計された箱をつくることが必要です。
それには、パッケージメーカーのアイデアやノウハウを参考にするのが一番です。
ザ・パックでは、社内にグラフィックデザイナーや構造設計者などパッケージのクリエイターが多数在籍しており、これまでにもお客様の課題を解決するオリジナルデザインのギフトボックスを多数ご提案してきました。
ここで、ザ・パックが製作に携わったギフトボックスの事例から、効率化を図るためのポイントをお伝えします。
①組み立てカンタン!スペースも取らない高級箱
ザ・パックでは、貼り箱製品のラインナップの中に、組み立ても折りたたみも簡単にできる「マグネット式の貼り箱」をご用意しています。
箱の四隅にマグネットが付いており、パチっと止めるだけで組み立て完了。折りたたんだ状態でお店に納品されるため、最小限の保管スペースで収まります。
この形式は、海外ブランドのギフトボックスなどにも使用されており、保管スペースが大きくとれないが高級感を演出したい場合に適しています。
また、受け取った側も破棄せず二次利用されることが多く、環境にもやさしいギフトボックスとして人気があります。
②作業性をアップさせるラッピングアイテム
ギフトボックスを彩るアイテムの一つが、リボンです。
一つひとつに結びつけるとなれば相当の時間を要しますが、ザ・パックでは箱にかけるだけで仕上がるようリボンを結んだ状態で納品することも可能です。
さらに、作業効率性を上げるアイテムとして、ゴムで止めるだけのオリジナル装飾品もご用意できます。簡単に着脱できるため、送り主の希望にあわせて店頭でラッピングアイテムを選んでいただくことも可能です。
飾りのパーツを誕生日、母の日、クリスマスカードなど季節やシーンに合わせて使い分けられるよう数パターン用意すれば、箱のほうは共通で使えるのでストック管理の負担も軽くなります。
このスタイルは、アパレルショップをはじめ量販店や百貨店など様々な業種のお店で採用されています。
③宅配コストを抑える段重ねギフトボックス
プレゼントを宅配で送りたいという顧客ニーズの多い店舗なら、できるだけ宅配コストを抑えるギフトボックスのご提案も可能です。
一般的に宅配運賃は、縦・横・高さの3辺の「合計サイズ」または「重量」で決まります。アパレルや雑貨など重量の軽い商品であれば、3辺の合計サイズをいかに小さくするかが、宅配コストを抑えるポイントになります。
そこで、二段重ねや三段重ねができる箱のように、サイズが増えにくい「高さ」をつけたギフトボックスを用意することで、宅配コストの削減につながることがあります。
実際に、アパレルショップや食品メーカーなどで導入され、コスト削減ができたケースも多数あります。
通販用ギフトボックスの工夫
新型コロナウイルスの影響で、郵送や宅配でプレゼントを贈る方が増えています。
ECサイトのなかには、配送箱そのものがギフトボックスになったオリジナル箱を用意して、差別化を図る企業も多くなっているようです。
通販用のギフトボックスでよく見られるのが、「箱の内側もデザインする」という工夫です。
フタを開くと華やかなデザインでお祝いのメッセージが印刷されていたり、中から飛び出すポップアップの仕掛けがされていたりと、サプライズ感を演出することも可能です。
ザ・パックは、こうしたユニークな発想のギフトボックスのご提案を得意としているほか、商品を固定させる間仕切り紙やパット、緩衝材などを含め、トータルで対応できるのも強みの一つです。
まとめ
ギフトボックスは、送り主の気持ちを受け取った方に伝えるべくデザインやギミックで演出するだけでなく、ラッピングする方の作業効率や保管スペースの確保といった店舗側の都合も考えたうえで製作することが大切です。
ザ・パックでは、ギフトボックスに関するご要望をコストや課題点までヒアリングさせていただき、箱の素材からデザイン、ラッピング装飾の選定まで、ワンストップで対応いたします。
オリジナルのギフトボックスを検討されている方は、当社までお気軽にご相談ください。
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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