パッケージからアソートまで!ザ・パックオリジナル「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」

ザ・パックはパッケージの製造だけでなく、“パッケージ使用フェーズ”における課題解決サービスもご提供しています。
たとえば、商品アソート作業を行う際、生産コストの上昇や人手不足による作業負荷の増加に課題を感じていませんか?特に、繁忙期には人材の確保が難しく、納期遅延のリスクも高まります。
ザ・パックでは、パッケージの製造だけでなく、組み立て、アソート作業までもワンストップで請け負うことで、これらの課題解決を支援します。
本記事では、“パッケージ使用フェーズ”における課題解決サービスの一例として、ザ・パックが提供する「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」をご紹介します。
目次
従来のアソート(詰め合わせ)作業における課題
ギフトセットなどのアソート作業は、多くの場合、手作業で行われます。特に詰め合わせる商品の種類が多い場合はなおさらです。
自社工場内での手作業によるアソート作業においては、以下のような課題が想定されます。
・人件費の高騰
経験豊富な作業者の確保は困難で、人件費は上昇の一途を辿っています。人材不足が深刻化するなか、必要な人員を確保すること自体が大きな課題となっています。
・生産性の不安定さ
作業者の熟練度や人数などに左右され、生産性が安定しない場合があります。作業員の世代交代や人材育成にかかる時間もハードルとなり、生産能力の維持・向上は容易ではありません。
特に繁忙期には、生産量の増加に対応できず、機会損失に繋がる可能性も懸念されます。
・ヒューマンエラーの発生
手作業であるがゆえに、入れ間違いなどのヒューマンエラーが発生するリスクが常に存在します。
これは、企業のブランドイメージを損なう大きな要因になりかねません。
・作業者の負担
単調な作業の繰り返しや長時間労働による作業者の身体的負担や、精神的なストレスも無視できません。
これらの課題に対し、アソート作業の外部委託は有効な解決策となります。人件費の削減、コア業務への集中、そして安定供給といったメリットが期待できます。
パッケージの製造から箱の組み立てやアソート作業まで、すべてザ・パックにお任せください。
課題解決に貢献!「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」とは
ザ・パックでは、パッケージの製造とあわせて、手作業によるアソート作業も承ります。数量が多い場合など、条件次第では、「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」もご提案いたします。
このアソートシステムは、高度な画像認識技術とロボットを組み合わせることで正確かつ高速での処理を可能にした、ザ・パックオリジナルのシステムです。このシステムはザ・パックの施設内に導入されており、すでに運用を開始しています。
こちらは、ザ・パックオリジナルの「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」のイメージ動画です(約2分間の動画で、システム全体の動作をご覧いただけます)。
「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」の流れと特徴
ステップ1:詰め合わせパターンの登録(簡単操作で多様な商品に対応)
詰め合わせたい商品とレイアウトをシステムに登録します。直感的な操作画面で、商品ごとの設定や詰め合わせパターンを簡単に登録できます。
ステップ2:カメラによる商品認識(高精度な画像認識技術)
コンベヤに流れてきた商品は、ロボットアームの横に設置されたカメラによって捉えられます。この情報に基づいて、ロボットアームへ正確な指示が送られます。
ステップ3:ロボットアームによるピッキング&配置(高速・正確なアソート)
それぞれ独立制御可能なトレイが、ロボットアームと連動し、箱と商品を効率的に搬送。ロボットアームが、箱の指定された位置へ商品を正確に配置します。
ステップ4:アソート完了・最終検査
詰め合わせが完了した商品は、自動的に排出されます。その後、最終検査を実施し、アソート完了です。
ザ・パックが提供する「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」により、以下のようなメリットが期待できます。
「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」のメリット
安定供給の実現
ロボットは時間を問わず稼働が可能で、生産能力も一定です。そのため、急な注文増加や繁忙期にも対応できる安定した供給体制を構築可能です。
ヒューマンエラー発生リスクの低減
ロボットによる正確な作業で、入れ間違いなどのリスクを大幅に低減します。製品の品質向上にも繋がります。
「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」採用の流れ
ザ・パックオリジナルの「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」導入の流れは下記の通りです。
1.お問い合わせ
まずはお気軽に商品お問い合わせフォームからお問い合わせください。担当営業よりご連絡をさせていただきます。
2.要件ヒアリング
お客様の現状の運用体制、ご要望、課題について詳しくヒアリングさせていただきます。最適なソリューションをご提案するために、場合によっては作業現場を訪問し、現状の作業工程を拝見させていただきます。
3.テスト運用
お客様の実際の商品サンプルを用いて、アソートシステムのテスト運用を実施します。このテストを通じて、アソートシステムの精度やパッケージ(箱や軟包装フィルム)の適合性などを確認し、必要に応じて調整を行います。
お客様にもテストの様子をご確認いただき、ご意見を反映いたします。
4.本格稼働
テスト運用結果に基づき、アソートシステムとパッケージの最終調整を行い、本格稼働を開始します。
今回ご紹介した「ロボットによるギフトセットのアソートシステム」以外にも、ザ・パックは“パッケージ使用フェーズ”における課題解決をサポートします。
人手不足の解消、安定供給、品質向上、作業負荷低減などパッケージにまつわる課題をお持ちの方は、ぜひ、お気軽にザ・パックにお問い合わせください。
総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイデアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。