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もらって嬉しい!ギフトカード・カタログギフト向けパッケージ

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もらって嬉しい!ギフトカード・カタログギフト向けパッケージ

贈られた側にとっての選択肢が豊富であることから、ギフトとしての人気を集めている「ギフトカード」や「カタログギフト」。
近年の消費トレンドである「トキ消費(=充実した時間を楽しむ)」、「コト消費(=体験を楽しむ)」のひろがりを受けて、“モノ”ではなく“体験”を贈ることができるギフトも増加しています。

その一方で、ギフトカードやカタログギフトを贈ることに関して、「気持ちがこもっていない気がする」、「金額がわかるので抵抗がある」といった声もあるようです。
消費者が感じる抵抗感を払拭し、贈り手の想いをより強く伝えるためには、ギフトカードやカタログギフトにプラスαの価値を付加するパッケージが重要です。

本記事では、ギフトカードやカタログギフトの魅力を引き出し、受け取り手に心に残る体験を届けるためのパッケージアイデアをご紹介します。

ギフト市場の動向

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近年、従来の中元や歳暮といったフォーマルなギフト市場は縮小傾向にありますが、それとは対照的にカジュアルなシーンでのギフト贈答は活発さを増しています。
特に注目を集めているのは、SNSやメールを通じて簡単に贈ることができる「ソーシャルギフト」市場や、企業や個人が取引先や顧客、従業員などに贈る「ビジネスギフト」市場です。
これらのギフトのひろがりは、現代の“ギフトを通じた新しいコミュニケーションスタイル”を反映するものと言えるでしょう。

ギフト市場の多様化が進むなかでも、受け取る側の自由度が高いギフトカードや、選べる楽しさも提供できるカタログギフトなどは根強い人気を誇っています。
ギフトモール オンラインギフト総研が実施した「満足度の高いビジネスギフト(ソーシャルギフト)」についての調査によると、「金券・チケット系」は87.5%、「カタログギフト」は28%の人が、「企業から受け取って嬉しかった」と回答しており、高い支持を受けていることがわかります。
出典:オンラインギフト総研(ギフトモール)「ビジネスギフトとして満足度が高いのは『金券・チケット系』『カタログギフト』『食品』の3本柱」(2025年9月17日)

さて、では高い人気を集めるギフトカードやカタログギフトを、贈り手に選んでもらいやすく、受け取り手により喜んでもらうためには、どのようなポイントに注目すれば良いでしょうか。
もちろん、選べるギフトの質を高めたり充実させたりすることも大切ですが、ギフトを手にした瞬間の「わくわく感」や、開封する「喜び」もまた、ギフト体験の重要な一部です。特にギフトカードやカタログギフトのような無形的なギフトこそ、その魅力を最大限に引き出す「パッケージ」の工夫が求められるのではないでしょうか。

ギフトの贈り手と受け取り手の感情を理解し、そのニーズに合った魅力的なパッケージを取り入れることが、今後の成功の鍵となるかもしれません。
以下では、ギフトカードやカタログギフトにおすすめのパッケージアイデアをご紹介します。

ギフトカード・カタログギフトの価値を最大化!“心を掴む”パッケージの3つの要素

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ギフトカードやカタログギフトのパッケージを単なる「入れ物」としてではなく、ギフトとしての魅力を最大限に引き出し、「贈り手の心を伝えるメディア」と捉えることで、ギフト全体の価値をさらに高めることができます。
ここでは、パッケージの工夫で贈り手の想いを伝え、受け取り手の心に深く響くギフトにするための3つのポイントをご紹介します。


“心を掴む”パッケージの3つの要素


1.開封体験のデザイン ~期待を増幅させるサプライズを演出~

パッケージは、受け取り手にとって最初に出会うギフトの「顔」です。だからこそ、受け取った瞬間や開封する瞬間に特別な感情を誘う仕掛けを取り入れることが重要です。
たとえば、美しい装飾を施したり、受け取り手が想像できないようなサプライズ要素を加えたりすることで、受け取った人は幸福感や期待感を抱きやすくなります。
贈り手にとっても、相手が喜ぶ姿を想像しやすいパッケージは、選ぶ際の大きな決め手となります。「このパッケージなら、きっと喜んでくれるだろう」というポジティブなイメージが、購買意欲に直結するのです。


2.カスタマイズ・パーソナライズ ~自分だけのギフトを贈る~

現代の消費活動において、“自分らしさ”を重視する傾向は強まっています。ギフトのパッケージも例外ではありません。
受け取る人の好みや贈るシーンに合わせてカスタマイズできる選択肢を提供することは、ギフトをよりパーソナルで特別なものにし、競合との明確な差別化につながります。
たとえば、相手の個性や趣味を反映したデザインやカラーを選べるとしたら、いかがでしょうか。 贈り手自身が「この人にはこれが合いそうだ」と想いを巡らせながら、世界にひとつだけのパッケージを“つくり上げる”。このプロセスこそが、単にモノを贈る以上の、心に残る新しいギフト体験となるのです。
この「カスタマイズする楽しさ」は、特に「他の人と同じは嫌だ」「自分らしいものが欲しい」と考える若い世代へも強く響き、より幅広い層へのアプローチを可能にします。


3.アフターユース ~長く愛される特別なギフト~

ギフトは受け取って終わり、ではありません。パッケージを繰り返し使える仕様にすることで、贈り手の気持ちをいつまでも感じられる、「長く愛される特別なギフト」へと昇華させることができます。
たとえば、小物入れとして使えるパッケージや、インテリアとして飾れるデザイン性の高いパッケージなどは、受け取り手の日常に溶け込み、ギフトの記憶を呼び起こす存在となります。
さらに、再利用可能なパッケージは、ごみ削減という現代社会のニーズにも合致し、環境意識の高い消費者からの共感も得やすくなります。
パッケージによってギフトの価値をより長く続かせるための工夫と言えるでしょう。

喜びを倍増させる!ギフトカード・カタログギフト向けパッケージアイデア3選

ここからは、先にご紹介した「3つの要素」を具体的にどのように実現できるのか、ギフトカード・カタログギフト向けパッケージのアイデアを3つご紹介します。


①飛び出すPOPアップパッケージ

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最初に紹介するのは、まるで飛び出す絵本のように、開封と同時にPOPが立ち上がる仕掛けを施したパッケージです。開けた瞬間にキャラクターやメッセージが目の前に現れるこのギミックは、受け取り手に「驚き」と「わくわく感」を提供し、印象的な開封体験を演出します。
POP部分の形状やデザインは自由自在。メッセージスペースを設けるなど、工夫次第でギフトをより一層パーソナルで特別なものにすることが可能です。
単にギフトを贈るだけでなく、記憶に残る「体験」もプレゼントしたい場合に特におすすめのアイデアです。


②カスタマイズ可能なスリーブパッケージ

次にご紹介するのは、スリーブ(筒状のカバー)を活用したパッケージアイデアです。 本体となるパッケージにさまざまなデザインのスリーブを組み合わせることで、手軽にカスタマイズ性を高めることができます。

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受け取る方の好みや記念日・イベントなど、贈る相手やシーン・目的に合わせてスリーブのデザインを自由に選んでもらうことが可能です。印刷によるデザインだけでなく、素材や加工、形状にも工夫を凝らすことでオリジナリティが高まり、施す工夫次第でパッケージの雰囲気や印象を大きく変えることができます。
「あなただけのために選んだ」という特別感を演出しやすいため、他のギフトとの差別化を図りたい場合に最適です。
関連記事:カスタマイズ&選べるデザインで顧客満足度UP!「自分らしさ」を表現するパッケージ


③アフターユースできるパッケージ

最後に提案するのは、ギフトを受け取った後も日常で使い続けることができる、「アフターユース」を前提としたパッケージです。パッケージがワンウェイユースで終わらず、それ自体が新たな価値を持つアイテムへと生まれ変わります。
たとえば、丈夫な素材でできたポーチやデザイン性の高い缶をパッケージとして採用することで、受け取り手は小物入れなどとして繰り返し活用できます。

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ギフトカードやカタログギフトのように、その場ですぐに「モノ」が手元に残るわけではないギフトだからこそ、すぐに手元に残る“実体のあるアイテム”がひとつあることは、受け取り手にとって大きな喜びとなります。
パッケージが普段使いされることで、ギフトを贈られたときの嬉しい気持ちが何度もよみがえり、贈り手とのつながりを長く感じられる思い出のギフトになるのではないでしょうか。
関連記事:【環境配慮×ギフトラッピング】サステイナブルな縫製生地バリエーションのご紹介

特別なギフト体験をデザインするパッケージの力

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ここまで、ギフトカードやカタログギフトの魅力を最大限に引き出すためのパッケージアイデアをご紹介してきました。お伝えしたように、単なる「入れ物」を超えたパッケージは、開封時のわくわく感や驚き、カスタマイズの楽しさ、そしてアフターユースにより長く続く喜びなど、多様な価値を受け取り手にもたらします。

これらの工夫は、贈り手の「想い」をより強く、より深く受け取り手に伝え、ギフトとしての付加価値を大きく高めます。そしてそれは、受け取る方にとって心に残る特別な体験となり、両者の絆を深める新しいコミュニケーションを創出する力となるでしょう。
魅力的なオリジナルパッケージで、記憶に残るギフト体験をデザインし、新しいコミュニケーションのかたちを創造してみませんか?

ソーシャルギフト向けのパッケージアイデアについてはこちらの記事をご覧ください。スマートフォンなどの画面上で消費者の心を掴むための魅力的なパッケージデザインアイデアをご紹介しています。
関連記事:【EC・ソーシャルギフト】多様化するギフト需要に対応するパッケージデザインのポイント

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイデアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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