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【環境配慮×ギフトラッピング】サステイナブルな縫製生地バリエーションのご紹介

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【環境配慮×ギフトラッピング】サステイナブルな縫製生地バリエーションのご紹介

2023年も残すところ1か月を切りました。
クリスマスや年末年始を迎える準備のため、街は活気であふれています。皆さんのなかにも、家族や友人などに贈るギフトを求めて街に繰り出す機会が増えた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
このシーズンになると、仕様やデザインを変えた期間限定のパッケージを街中で多く見ることができます。街の活気をより一層盛り上げるものとして、私たちがつくるパッケージは一役買っているのです。

贈り物の需要が増えるギフトシーズンには、見た目で高級感があるものや、作業性の良いパッケージが好まれます。 ザ・パックでは、そのようなニーズに対応すべく、生地を使った「縫製品」のラインアップも豊富にご用意しています。
今回は、ギフトラッピング向けの縫製品ラインアップのうち、よりサステイナブルな素材をピックアップしてご紹介します。

ギフトラッピングにおける環境配慮の必要性とポイント

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環境配慮をはじめとするサステイナビリティへの取り組みを評価する対象として、販売する「商品」や「サービス」そのものだけではなく、それらを包む「パッケージ(包装資材)」にも、目が向けられるようになりました。もちろん、「ギフトラッピング」に用いられるパッケージも例外ではありません。
こうしたことを背景に、環境負荷の低いギフトラッピングの人気が高まっています。

一口に「環境負荷が低い」と言っても、考慮する側面や見方によって、その評価は異なります。
たとえば、「紙素材」について考えてみましょう。「循環型資源である」という側面を重視するのであれば、木材を原料とする紙素材は適切と言えますが、ごみを減らすために「丈夫で繰り返し使用できる」という側面を重視する場合、紙素材は必ずしも適切とは言えません。

もちろんあらゆる面で環境負荷低減に貢献する素材を使用することがもっとも望ましいですが、現段階においては、“すべてを叶える万能なパッケージ素材”の開発には至っていないのが現状です。
そのため、環境に配慮したギフトラッピングパッケージ製作においては、「どのような点で環境負荷を低減したいのか」を明確にすることが重要なポイントとなります。

ザ・パックでは、さまざまな観点・角度から環境負荷低減に配慮した素材やアイテムを取り揃えています。そしてそのなかから、お客様とのコミュニケーションを通してたどり着く“最適なギフトラッピングパッケージ”をご提案しています。

ザ・パックの縫製品パッケージとは

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縫製品を扱う産業のひとつである「ファッション産業」は、大量生産・大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大きい産業と指摘されるようになり、国際的な課題となっています。
参照:環境省「サステナブルファッション」(参照日2023年12月5日)
昨今では課題解決に向け、環境負荷が低いサステイナブルな素材を活用した商品開発が進んでいます。

ザ・パックが衣類をつくることはありませんが、「パッケージ」として使われる「縫製品」は、取り扱い製品のひとつです。縫製品パッケージ向けの素材についても、衣類向けの素材同様に環境負荷の低い素材の人気が高まっています。

ザ・パックが取り扱う縫製品の用途として、大きな割合を占めるのは「ギフトラッピング」。布を使った巾着袋や角底型の袋など、さまざまなギフトラッピング用パッケージを取り扱っています。
最近では、ギフトラッピングとしての役目を終えた後にも日常で活躍する、「ハンドル付き巾着袋」が人気を集めています。

ギフトラッピング用パッケージに縫製品を採用するメリットとしては、下記の点が挙げられます。

  • 作業効率が良い
  • 高級感がある
  • アフターユース性が高い


上記のようなメリットがある一方、縫製品のパッケージは、紙単体のパッケージに比べてコストが高くなりがちです。そのため、「有料ギフトラッピング」として販売されることもあります。
「有料にしたら消費者がギフトラッピングを希望しなくなるのでは?」と身構えてしまうかもしれません。しかし、ギフトシーンにおいては、ギフトラッピングもギフトの一部として捉えられることが多いため、有料であっても抵抗感をあまり感じることなく購入される傾向にあるようです。

また、ギフトラッピングを持ち帰り袋や通販パッケージと同様、「ブランドを表現する重要なツール」のひとつとして捉え、企業のサステイナビリティへの考え方や取り組みを反映させたいというご要望も増えています。
そういった要望に応えるべく、ザ・パックでは「サステイナブルな縫製生地」も多数ご用意しています。

サステイナブルな縫製生地のバリエーション

ここからは、ザ・パックで取り扱い可能な、環境負荷が低い縫製生地の一部をご紹介します。

<紙ベースの生地>
循環型の資源である「紙」をベースとした素材2種類をご紹介します。
参考記事:【紙をすすめる理由】日本の森林環境問題とパッケージを通じた解決策

  • ウォッシャブルペーパー

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耐久性に優れ、高級感がある紙ベース素材です。水に強く破れにくい特長を持つことから、ジーンズのネームタグとしても使われています。
使い込むほどに風合いが増すのも魅力のひとつです。

  • ステッチクラフト

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紙の中に糸を入れた特殊紙で、紙ならではの自然な風合いが特徴です。一般的な紙と比べると強度が高く、アフターユース性に優れます。
※あくまで「紙」であるため、水に弱い点は注意が必要です。


<リサイクル繊維から成る生地>
本来廃棄される予定の生地を再利用して作られた素材です。ポリエステルやコットンなどいくつかのバリエーションがありますが、ここでは一例として「リサイクルテトロンコットン」をご紹介します。

  • リサイクルテトロンコットン

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紡績工場や縫製工場で廃棄されていた綿やポリエステルの裁断くずや落ちわたを集め、破砕してつくった糸でつくられた素材です。
配合される素材の内容次第で風合いが微妙に異なるため、製造ロットごとにリサイクル素材ならではの表情の変化が感じられます。


<天然繊維から成る生地>
主原料が天然素材の生地です。コットンや麻などの「植物繊維」とウールや絹などの「動物繊維」があります。ここでは一例として、「オーガニックコットン」をご紹介します。

  • オーガニックコットン

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ナチュラルな風合いで普段使いされやすい素材であるコットン(綿)。その一種である「オーガニックコットン」は、無農薬で栽培された綿花からつくられた環境負荷の低いコットンです。


サステイナブルな縫製生地のバリエーションをご紹介しました。今回ご紹介した以外にも、ザ・パックではさまざまな種類の生地の取り扱い実績があります。
お客様側での商品製造過程で余った素材を支給いただき、ザ・パックでギフトラッピング用パッケージとして加工するなど、よりメッセージ性・ストーリー性を高めたパッケージについてもご提案可能です。
よりサステイナブルなギフトラッピングをご検討されている企業様は、ぜひザ・パックにご相談ください 。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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