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【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2025年 森林保全活動のご報告(8~11月)

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【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2025年 森林保全活動のご報告(8~11月)

ザ・パックは2000年より、「ザ・パックフォレスト®環境基金」を通じて未来の緑を守るための森林保全活動に取り組んでいます。賛同企業の皆さまへのパッケージ販売額の一部は基金に拠出され、その資金は森林保全活動に役立てられています。加えて、植林地では植樹や間伐を行うボランティア活動も積極的に展開しています。
参照:ザ・パックフォレスト®環境基金活動

今回は、2025年8月~11月に各植林地で実施した活動の様子を、写真とともにご紹介いたします。

広島県竹原市 下草刈り(8月30日)

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2025年8月、広島県竹原市にあるザ・パック4号植林地にて、森林保全活動を実施しました。
この場所は、2018年の「平成30年7月豪雨」で土砂崩れに見舞われた地域であり、災害対策の一環として2020年から継続的に植樹活動を行っている場所です。
今回の活動では、昨年2024年3月に植樹した217本のモミジの健全な成長を促すため、苗木の周囲に生い茂る下草の刈り取りを行いました。雑草を取り除くことで、苗木が太陽の光を十分に浴び、しっかりと根を張れる環境を整え、より豊かな森へと育つことを目指します。

今回の活動には、お客様やザ・パック社員、そして地域の一般ボランティアの方々を含め、総勢55名が参加しました。特に、地元からは17名もの方にご協力いただき、地域社会との強いつながりを改めて実感できる貴重な機会となりました。


▼活動の様子:下草の刈り取りをしているところ
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▼活動の様子:下草の刈り取り作業前と作業後
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参加したザ・パックの社員(営業部門)からは、「昨年植えた苗木が思ったよりも大きくなっておらず、立派な木に成長するまでには相当な時間が必要なことを改めて実感しました。この活動が未来のためになることを願っています。今後も積極的に活動に参加し、お客様へもぜひ紹介していきたいです」といった声が聞かれました。

▼広島県竹原市での活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 広島県竹原市

奈良県吉野町 間伐(10月18日)

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2025年10月、奈良県吉野郡吉野町にあるザ・パック2号植林地にて森林保全活動を実施しました。この植林地では、2002年に活動を開始して以来、地元森林組合が主導のもと毎年活動内容と場所を決定し、地域とともに森の再生に取り組んでいます。
今回の活動は、荒れた山林の環境改善を目的とした間伐作業。成長不良の細い木126本を丁寧に間引き、健全な木々がより良く育つ環境を整えました。参加者はお客様やザ・パック社員、そして一般ボランティアの方々を合わせて49名でした。そのうち一般ボランティアの方々は24名と、2024年よりも多くの方にご参加いただきました。

▼活動の様子:のこぎりで木に切れ込みを入れ、ロープを用いて木を倒しているところ
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昼食には、おにぎりと豚汁が振る舞われ、昼食後には、希望者を対象とした丸太イスの加工体験を6年ぶりに実施。参加者同士の交流が深まり、和やかな雰囲気のなかで貴重な時間を共有しました。

▼活動の様子:丸太イスの加工体験
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参加したザ・パックの社員(製造部門)は、「斜面の少ない場所だったので移動は楽でしたが、細い木が密集しているため、倒すときに他の木の枝が引っかかってしまうことが多く、苦労しました。それでも狙った方向に木がきれいに倒れるとなんだか気持ちが良く、爽快でした。杉の香りに包まれて、まるで森林浴。リラックス効果も感じることができました。また参加したいと思います」と感想を語っていました。

▼奈良県吉野町での活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 奈良県吉野町

大阪府四条畷市 間伐(10月25日)

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2025年10月、大阪府四條畷市の「ふれあいの森」にて間伐活動を行いました。この場所はザ・パックの8つ目の植林地として2016年に活動を開始したところです。スギとヒノキの混交林を間伐することで、森林再生の促進や生物多様性の保全、地域景観の整備、憩いの場の創出を目指しています。
2025年は3回の活動を計画していましたが、6月の活動は雨天のため中止となり、今回が2回目の実施となりました。当日はザ・パック社員とその家族を含め16名が参加し、2班に分かれて間伐作業に取り組みました。

▼活動の様子:地元森林組合の方々に指導を受けながら木を切っているところ(写真左)と、木材として利用しやすいように一定の長さにカットしているところ(写真右)
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活動後の昼食では、食後にチョコレートフォンデュを楽しむなど、参加者同士で交流を深めました。

参加したザ・パックの社員(システム部門)からは、「子どもと一緒に2回目の参加でした。私たちは細い木の伐採を担当しましたが、切るのは主に子どもたちで、足場の悪い中、取り合いのように楽しみながら作業していました。木を短くカットして景観を考えながらまとめていくことで、陽の光が地面まで届くようになり、山が明るくなったことを実感しました。きれいな山で立派な木が育つ手助けができる良い機会だと感じています」といった声が聞かれました。

▼大阪府四条畷市での活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 大阪府四條畷市

パルフォレスト植林事業 下草刈り(11月6日)

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2025年11月、奈良県吉野町にて、パルグループ様(株式会社パル様、株式会社ノーリーズ様、株式会社ナイスクラップ様)と協働し、森林保全活動を実施しました。
例年を上回る51名が参加し、植林地の下草刈りを行いました。下草が伸びると苗木の成長を妨げるため、丁寧に刈り取る作業は森の健全な成長には欠かせません。多くの方々が一丸となって取り組んだことで、森がより明るく整えられました。

▼活動の様子:下草の刈り取りをしているところ
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活動終了後は奈良県下市町に移動し、パルグループ様が2024年7月に開業された体験型複合施設「KITO」を視察しました。
廃校をリノベーションして誕生したKITOは、パルグループ様ならではのクリエイティブな視点を活かし、地元の豊かな自然や特産品を活用した多彩な体験を提供されています。企画段階からオープンに至るまでの経緯についてもお話を伺い、ザ・パックにとって貴重な学びの機会となりました。
「KITO」公式ウェブサイト:KITO forest market shimoichi

参加したザ・パックの社員(営業部門)は、「今回が初参加でしたが、下草の刈り取り作業を通じて、森を育む手入れの重要性を実感しました。以前、パル様との商談中に『育った森の恵みがいつか私たちの事業活動、たとえばパッケージ製品の素材などにもつながったら良いね』という話題になったことも思い出しました。未来に向けた長期的な取り組みですが、今回の参加を通じて、環境と共存しながら製品づくりを行うことへの意識がさらに深まったと感じています」と感想を語っていました。

▼パルフォレスト植林事業での活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 パルフォレスト植林事業

新たな植林地「ザ・パックフォレスト 紀の川の森」の管理協定を締結

ザ・パックは、和歌山県が推進する「企業の森」事業に参画し、2025年6月3日に和歌山県庁で森林保全・管理協定の調印式を執り行いました。調印式には和歌山県、紀の川市、NPO法人 地球と未来の環境基金、そしてザ・パックの4者が出席し、協力して新たな植林地を管理・保全していくことを確認しました。

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今回、ザ・パックにとって10か所目となる植林地「ザ・パックフォレスト 紀の川の森」が和歌山県紀の川市切畑に設置されます。面積は約0.4ヘクタールで、主な活動内容は植樹や下草刈りなどを予定しています。

2026年春より、ザ・パック社員をはじめ関係者が一体となって植樹活動を開始し、地域の自然環境の保全に貢献します。また、こうした取り組みを通じて社員の環境意識のさらなる向上も目指していきます。今後の活動にもぜひご注目ください。

ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同するメリット

ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同いただくことで、森林保全に貢献することができるほか、以下のようなメリットがあります。


➀企業姿勢の伝達

ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同していることを消費者に伝えることで、企業の環境に対する姿勢を示すことができます。


②消費者の意識向上に貢献

自社のパッケージを通じて、消費者の環境に対する興味や意識の向上に貢献できます。

ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同いただいた企業のパッケージには、こちらのマークを印刷することができ、取り組みを消費者に伝達することが可能です。

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さらに、実際に森林保全活動に参加いただくことで、下記のような効果も期待できます。

➂社員の環境教育・意識醸成

保全活動に参加することで、賛同企業の社員が環境問題について学び、主体的に取り組む意識を育むことができます。

今後とも積極的に森林保全活動をおこなっていきます。パッケージを通した森林保全活動にご興味のある方は、ぜひ「ザ・パックフォレスト®環境基金」への賛同をご検討ください。

「ザ・パックフォレスト®環境基金」の詳細や過去の活動の様子については以下の記事でもご紹介しています。
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】ザ・パックが推進する植林・森林保全活動について
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2022年 森林保全活動のご報告
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2024年 森林保全活動のご報告(3~4月)
【ザ・パックフォレスト®環境基金】2024年 森林保全活動のご報告(6~11月)
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2025年 森林保全活動のご報告(3~4月)

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイデアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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