【ザ・パックフォレスト®環境基金】2024年 森林保全活動のご報告(6~11月)

今回は、ザ・パックフォレスト®環境基金活動に関するご報告です。2024年6月~11月に実施した各植林地での活動の様子を、写真とともにご紹介します。
ザ・パックは、CSR活動の一環として2000年に「ザ・パックフォレスト®環境基金」を設立しました。基金にご賛同いただいた企業様に対するパッケージ販売額の一部を拠出し、その資金を植林地での森林保全活動に役立てています。また、植林地にて植樹や間伐をおこなうボランティア活動も実施しています。
参照:ザ・パックフォレスト®環境基金活動
目次
大阪府四條畷市 間伐(6月25日)
大阪府四條畷市にある「ふれあいの森」は、ザ・パックが2016年から取り組みを開始した8つ目の植林地です。この場所は市民の憩いの場として利用されていますが、森林の健康を保つためには定期的な手入れが必要不可欠です。
6月の活動では、ザ・パック社員とその家族16名が参加し、ヒノキの間伐をおこないました。間伐は、過密になった森林を適切に管理し、光や風の通りを良くするための重要な作業です。伐採した木材は「ふれあいの森」の階段や作業道づくりの資材として活用される予定です。これにより、森林の健康だけでなく、訪れる市民の利便性向上にも貢献します。
参加者からは、「ヒノキ林は想像していたよりも自然に溢れていてとても気持ちの良い場所でした。初体験の間伐作業はとても大変で疲れましたが、良い経験になりました」といった声が寄せられました。
活動後には、近隣の野外施設にて参加者同士の交流会がおこなわれました。社員同士やその家族との交流を深める良い機会となり、今後の活動への意欲も高まりました。
▼大阪府四條畷市での森林保全活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 大阪府四條畷市
広島県竹原市 下草刈り(9月11日)
広島県竹原市にあるザ・パック4号植林地は、2018年の「平成30年7月豪雨」で土砂崩れの被害を受けた山林です。2020年以降、この場所では防災対策として植樹活動を中心に継続的な活動をおこなっています。2024年3月にはモミジの苗木を217本植樹するなど、地域の復興と防災の一環としての活動を続けています。
2024年8月の活動では、3月に植樹した苗木の成長を妨げる下草を刈り取る作業をおこないました。
カバーされた苗木の周りに生えている下草を刈り取っていきます。下草刈りは、若い苗木が十分に光を浴びて成長できるようにする重要な作業です。
今回の活動には、ザ・パックのお客様を含めた合計28名が参加しました。
参加者からは、「苗木を植えて終わりというわけではなく、今回のような下草刈りなどの整備や手入れが欠かせないとのことで、森林の再生と保全の大変さを痛感しました」といった声が聞かれました。
▼広島県竹原市での森林保全活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 広島県竹原市
奈良県吉野町 間伐(10月31日)
奈良県吉野郡吉野町にあるこの植林地は、2002年に活動を開始したザ・パック2つ目の植林地です。毎年、地元森林組合の主導のもと、活動場所と内容が決定されています。2024年10月の活動はスギとヒノキが混在する林での間伐作業でした。
間伐作業は、例年よりも背の高い20m級の木々が茂る斜面でおこなわれました。そのため、いつも以上に安全に注意しながら、成長不良の木を合計81本切り倒しました。この作業は、より健全な森林への再生につながる大切な作業です。
参加者からは、「2023年は細い木の間伐でしたが、2024年は直径30㎝で高さが20m以上もある木の間伐で、倒れる際の音の迫力が桁違いで圧倒されました」といった声が聞かれました。
コロナウイルス感染拡大時期から一般ボランティアの募集を見合わせていましたが、数年ぶりに募集を再開し、合計17名の方々が参加してくださいました。総参加者数は、ザ・パック社員、お客様、一般ボランティアの方々を合わせて42名となりました。
活動後には簡単な炊き出しをおこない、参加者同士で交流を深めました。
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ザ・パックフォレスト®環境基金活動 奈良県吉野町
パルフォレスト植林事業 下草刈り(11月26日)
2024年11月、奈良県吉野町にて株式会社パル様、株式会社ナイスクラップ様、ザ・パックの3社が協働で森林保全活動を実施しました。当日は、合計36名が参加し、植林地の下草刈りをおこないました。
ザ・パックのお客様である株式会社パル様と株式会社ナイスクラップ様は、ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同し、長年にわたりこの土地で森づくりに尽力されています。両社とも、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを共に進めてきたパートナーです。
今回の活動を通じて、企業間の連携をさらに深め、地域の自然環境保全に貢献することができました。
▼パルフォレスト植林事業での森林保全活動についてのお知らせはこちら
ザ・パックフォレスト®環境基金活動 パルフォレスト植林事業
以上、2024年6~11月に実施した全4か所での森林保全活動内容のご報告でした。
2024年は合計8回の活動を実施し、参加人数は230名(お客様社員、一般ボランティアの方々、ザ・パック社員の合計)となりました。2024年12月末時点の累計で、ザ・パックフォレスト®環境基金活動による植樹本数は22,853本、参加者は7,558人です。
ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同するメリット
ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同いただくことで、森林保全に貢献することができるほか、以下のようなメリットがあります。
➀企業姿勢の伝達
ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同していることを消費者に伝えることで、企業の環境に対する姿勢を示すことができます。
②消費者の意識向上に貢献
自社のパッケージを通じて、消費者の環境に対する興味や意識の向上に貢献できます。
ザ・パックフォレスト®環境基金に賛同いただいた企業のパッケージには、こちらのマークを印刷することができ、取り組みを消費者に伝達することが可能です。
さらに、実際に森林保全活動に参加いただくことで、下記のような効果も期待できます。
➂社員の環境教育・意識醸成
保全活動に参加することで、賛同企業の社員が環境問題について学び、自分ごととして捉える意識を育むことができます。
今後とも積極的に森林保全活動をおこなっていきます。パッケージを通した森林保全活動にご興味のある方は、ぜひ「ザ・パックフォレスト®環境基金」への賛同をご検討ください。
2024年3月~4月に実施した森林保全活動の様子はこちらの記事からご確認いただけます。
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2024年 森林保全活動のご報告(3~4月)
「ザ・パックフォレスト®環境基金活動」の詳細や過去の活動の様子については以下の記事でもご紹介しています。
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】ザ・パックが推進する植林・森林保全活動について
【ザ・パックフォレスト®環境基金活動】2022年 森林保全活動のご報告
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