カスタマイズ&選べるデザインで顧客満足度UP!「自分らしさ」を表現するパッケージ

カフェで注文したドリンクに、自分の名前が書かれていたら少し嬉しくありませんか?あるいは、好きなキャラクターが描かれた限定パッケージのお菓子を見つけたら、つい手に取ってしまうことはありませんか?
現代の消費者は、商品そのものだけでなく、「自分らしさ」を表現できる体験を求めています。
そこで注目されているのが、カスタマイズ可能なパッケージや、多様なデザインから選べるパッケージです。これらのパッケージは、商品をより魅力的に見せるだけでなく、消費者の自己表現欲求を満たすツールとして機能し、顧客満足度、ロイヤルティ、そしてリピート率の向上に貢献します。
本記事では、消費者の「自分らしい消費」につながるパッケージの具体的なアイデアをご紹介します。
目次
消費行動の変化 ~自己表現消費~
消費者の購買行動は、デジタル化や社会情勢の変化に伴い、大きく変化しています。
特に顕著なのが「自分らしさ」の表現や共感・共有といった価値観を重視する傾向です。具体的には、InstagramなどのSNSでこだわりのアイテムを写真に投稿して共有する、パーソナライズされた(自分用にカスタマイズされた)商品を求める、価値観に合致した(環境配慮など)商品を選ぶ、といった行動が見られるようになってきました。
たとえば、アイドルのメンバーカラーを取り入れた限定商品の人気上昇や、サステイナブルなチョコレート(カカオ生産における環境や人権、生産者の生活などへの配慮を重視してつくられたチョコレート)への注目がその例です。
このような消費行動の変化に対応するために、パッケージの役割も変わってきています。
単なる商品の保護や情報伝達手段としての役割だけでなく、消費者の心を動かし、購買行動を促進するマーケティングツールとしての役割を担うようになってきているのです。パッケージは、消費者に訴求するための重要な広告媒体と言えるでしょう。
株式会社電通デジタルの調査によると、「自分がどのような商品・サービスを利用しているかは、自分らしさを表現する上で重要だと思う」と回答した人の割合は、以下の通りです。
※15~24歳をZ世代、25~34歳をミレニアル世代、34~59歳を大人世代と区分
出典:株式会社電通デジタル「デジタルネイティブ世代の「自己表現消費」傾向が強化-コロナ禍で変化したデジタルネイティブの消費・価値観調査 ’21-」(2022年1月19日)
このデータからも分かるように、若い世代ほど、利用する商品・サービスを通じて自己表現をする傾向にあります。
つまり、商品そのものの価値だけでなく、パッケージにおけるデザインやカスタマイズオプションといった付加価値が、購買決定に大きな影響を与える時代になっていると言えるのではないでしょうか。
パッケージで自己表現?「自分らしさ」の表現につながるパッケージとは
消費者が自己表現できるパッケージは、企業にとってビジネスチャンスを広げる強力なツールとなります。 ここでは、自己表現につながるパッケージのポイントとメリットを解説します。
自己表現につながるパッケージのポイント
好みに合わせてカスタマイズ可能もしくは選択できること
色、デザイン、素材、サイズなどをカスタマイズできるオプションを提供することで、消費者の個性を反映できます。たとえば、推しカラー(推しのイメージカラー)に対応したカラーバリエーションやイニシャルの印字などです。
特別感を感じられること
特別な開封体験や限定デザイン、高級感のある仕様などを通して、自分だけの体験であることを実感してもらい、所有する喜びを高めます。
SNSなどで共有したくなるような魅力や仕掛けがあること
写真映えするデザインやユニークな形状、思わず人に話したくなるストーリー性などは、SNSでの共有を促し、口コミによる拡散効果が期待できます。
サステイナビリティへの配慮
環境や社会に配慮したパッケージは消費者の共感を呼び、倫理的な消費行動を促します。再生可能素材の使用、プラスチック削減、社会貢献につながる取り組みなど、サステイナビリティへの姿勢をパッケージで表現することで、消費者は自身の価値観を反映した選択を行い、自己表現につなげることができます。
参考記事:【事例紹介】つくり手の想いを消費者に届ける「パッケージ」の可能性
自己表現につながるパッケージ導入のメリット
差別化と高付加価値化
「自分らしさ」を表現できるパッケージは、競合他社との差別化を図り、商品の付加価値を高めます。そのため、価格競争に巻き込まれることなく、商品の高付加価値化やブランドイメージの確立が可能になります。
顧客ロイヤルティ向上
カスタマイズオプションや限定パッケージは、顧客のブランドへの愛着を深め、継続的な購買を促進します。
販路拡大の可能性
誰かに共有したくなるパッケージは、口コミなどを通じた自然なプロモーション効果を生み出し、新たな顧客層へのリーチを可能にします。特に若い世代は、SNS での共有を通じて自己表現を行う傾向が強いため、高いプロモーション効果が期待できます。これは、新たな販路開拓や売上拡大につながります。
「自分らしさ」を表現できるパッケージアイデア
以下では、「自分らしさ」を表現できる具体的なパッケージアイデアを3つご紹介します。
①多彩な組み合わせ!「付属アイテム」でパッケージをカスタマイズ
箱や紙袋などのベースとなるメインパッケージに加え、付属アイテム(スリーブ※1やバッグキャップ※2、タグなど)を複数種類用意することで、カスタマイズを可能にするアイデアです。
※1 スリーブ:パッケージの外側にかぶせるようにつけるカバー
※2 バッグキャップ:紙袋の口部分にかぶせるパーツ
消費者は自分好みにパッケージをアレンジできるため、より納得感を持って商品を購入してもらうことが可能です。また、メインパッケージと付属アイテムの組み合わせを考える時間は、消費者の購買体験をより豊かなものにします。この体験自体が思い出となり、SNSなどで共有したくなるかもしれません。
さらに、付属アイテムにメッセージを記入できるスペースを設けたり、シールやスタンプなどでアレンジできるようにしたりすることで、よりオリジナリティが高まります。そのため、特別なギフトとしても最適です。
②ワクワクを詰め込む!「詰め合わせ用のパッケージ」
お菓子やミニサイズのコスメなどの商品を自分で詰め合わせできるパッケージを用意することで、消費者がオリジナルセットを作成できるようにするアイデアです。
詰め合わせ用のパッケージにカラーバリエーションを持たせたり、複数のデザインを用意したりすることで、中身の商品だけでなくパッケージを選ぶ楽しさも付加できます。
紙箱や紙袋も良いですが、缶やポーチなどのアフターユースしやすいパッケージにすることで、パッケージも商品の一部となり、さらなる高付加価値化が可能です。パッケージが、小物入れなどとして消費者の日常に溶け込むことで、ブランドへの愛着を深めることにもつながります。
③多様なデザインに柔軟に対応!「デジタル印刷」
デジタル印刷とは、印刷用の版が不要な印刷方法です。さまざまなデザインを少しずつ(=少量多品種)印刷することに向いている印刷方法で、下記のような特長があります。
・複数アイテムを一度に小ロットで製造可能
・版をつくる費用がかからないため、少量多品種のアイテムをトータル的に低コストで製造可能
過去に大手飲料メーカーが、さまざまな名前や名字が印刷されたデザインのラベルを期間限定で採用し、大きな話題となりました。実はこのラベルも、デジタル印刷技術を活用してつくられたものです。
さらに、デザインのバリエーションを増やし、自分だけのお気に入りを選ぶ楽しさを提供したい場合には、「バリアブル印刷(可変印刷)」もおすすめです。バリアブル印刷とは、データベースに基づき、ひとつひとつの印刷内容(デザイン)を変化させることができるデジタル印刷方式です。
もととなるソースデータを拡大したり、回転したり、色を変えたりして印刷することで、同じ形の箱であっても、ひとつひとつデザインの異なるパッケージをつくることができます。
バリアブル印刷のパッケージを採用することで、消費者は中身の商品が同じであっても、より自分らしいデザインのパッケージを選べるようになり、顧客体験の向上、ひいてはブランドのファン化につながります。
今回は「自己表現につながるパッケージアイデア」をご紹介しました。
消費者は、商品そのものはもちろん、商品に付随する体験や商品が持つ背景、企業やブランドの価値観を通して「自分らしさ」を表現したいと考えています。今回ご紹介したような、「自分らしさ」を表現できるパッケージは、まさにそのニーズに応える重要なツールのひとつです。
商品の“顔”であるだけでなく、消費者の個性を映し出す“鏡”にもなり得るパッケージ。 ザ・パックと共に、 「パッケージを通じた自己表現」という体験をお客様に提供してみませんか?
総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイデアをご提供します。
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