【省人化×エコ】紙製宅配袋の自動包装

年々拡大を続けているEC市場。昨今のコロナ禍による巣ごもり需要増加の影響もあり、その成長はさらに勢いを増しています。物販系ECでは、買い物をしに外へ出かけることなく日常生活を営むことができるほど、購入できる商品の幅が広がりました。
コロナ禍をきっかけに、EC事業を始めたという企業様も多いのではないでしょうか。
物販系のECを始めるにあたっては、Webサイトの立ち上げから物流の整備、人材の確保など、取り組むべき課題がたくさんありますが、「梱包資材の製作」もそのひとつです。配送用段ボールや宅配袋など、店舗での販売時とは異なる資材を使用するため、どんなパッケージが適しているのか分からず悩むのは自然なことです。
ザ・パックは、段ボールや宅配袋などを含む包装資材全般を取り扱う「総合パッケージメーカー」です。ぜひ、梱包資材についてのご提案もおまかせください。
まずはザ・パックがどんな梱包資材を取り扱っているのか知りたい!という方は、以下の記事をご覧ください。これまでのザ・パックの取り組みや、おすすめしたいパッケージについてご紹介しています。
【EC・物流編】ザ・パックのパッケージ
また、以前から物販系のEC事業を行っている企業様からも、「需要の急増に伴う人手不足に頭を抱えている」、「環境に優しい梱包資材に変えたいけれど、コストや機能の面で課題が多い」といったご相談をいただくことが増えました。
そこで今回は、「省人化」、「効率化」、「環境配慮」など、梱包資材に関するご相談として昨今頻出するキーワードをもとに導き出した、課題解決(ソリューション)のひとつをご紹介します。
自動包装機対応「紙製宅配袋」
EC事業にたずさわる方の課題のなかに、以下のようなものはありませんか。
・商品に適切なサイズの梱包資材を使用し、過剰包装をなくしたい
・梱包作業の効率化を図りたい
・環境に配慮したパッケージを取り入れたい
このような課題をお持ちの企業様へ、ザ・パックが提案する課題解決手法のひとつが、自動包装機対応「紙製宅配袋」です。
自動包装機対応「紙製宅配袋」とは、ザ・パックが、ワイエイシイマシナリー株式会社様と共同で開発した、自動で梱包が可能な紙製宅配袋です。梱包作業を自動化するため、専用の機械についても同時に開発に取り組みました。
この機械を使用すると、梱包したい商品をコンベアに載せるだけで、連続的に商品を包むことができます。
一番のポイントは、「“紙製”パッケージの自動包装機※」であるという点です。
袋の自動包装機は以前から存在するものの、プラスチック製の袋の使用に限られることがほとんどでした。紙素材は屈曲に弱いために、機械に通している間に破れてしまうなどの問題が起こりやすいことから対応が難しく、これまでは実現できなかったのです。そのため、紙製パッケージでありながら、自動で包装できるというのは画期的であるといえます。
※ヒートシール強度を高めるために、シーラントフィルムを内側に貼り合わせていますが、基材が紙となるため、識別マーク上「紙マーク」となります。
また、商品のサイズ(長さ)を自動で検知して最適な大きさで梱包し、カットするため、商品に合ったサイズで梱包できます。そうすることで、使用する資材の無駄を削減することが可能です。
この自動包装機対応「紙製配送袋」の特長と、解決できる課題についてまとめます。
自動包装機対応「紙製配送袋」の特長 | 解決できる課題 |
---|---|
コンベアに載せるだけで自動梱包が可能 | ・梱包作業の効率化を図りたい ・省人化したい |
自動で商品サイズを認知し、サイズに合わせた包装が可能 | ・商品に適切なサイズの梱包資材を使用したい ・使用する資材の種類をなるべく減らしたい |
紙製パッケージ | ・環境に配慮したパッケージを使用したい ・他社との差別化を図りたい |
JAPAN PACK 2022 日本包装産業展 出展のお知らせ
ご紹介した自動包装機対応「紙製配送袋」は、2022年2月15日(火)~18日(金)に東京ビッグサイトにて開催される、JAPAN PACK 2022 日本包装産業展のワイエイシイマシナリー株式会社様の展示ブースでご覧いただくことができます。
JAPAN PACK(日本包装産業展)とは、「“包装” にまつわる最新鋭の機器・技術・サービスが集う」展示会です。
今回のテーマは、『ともにつくる 未来の包程式』。コスト削減や省人化、省資源化、ウィズコロナ、アフターコロナに伴うニューノーマル対応など、製造・流通・小売分野におけるさまざまな課題へ解決策を提案する最新の包装資材や包装機械が展示されます。
自動包装機対応「紙製宅配袋」にご興味のある方は、ぜひワイエイシイマシナリー株式会社様の展示ブースへお立ち寄りください。
※完全事前登録制となっておりますので、ご来場の際は、JAPAN PACK 2022 日本包装産業展の公式HPより会員登録と来場登録をお済ませのうえ、ご来場ください。
総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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