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【コスト上昇対策・ブランド価値向上】2023年パッケージトレンドまとめ

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【コスト上昇対策・ブランド価値向上】2023年パッケージトレンドまとめ

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行されたことにより、経済活動の正常化に向けた動きが活発化した2023年。皆さんの生活においても、コロナ禍前に“あたりまえだった光景”が戻ったと感じることの多い1年だったのではないでしょうか。

一方で、昨年から続く「物価高騰」や、物流の「2024年問題」などの課題に多くの企業が直面し、その課題に対する新たな施策が求められ続ける1年でもありました。それによる影響は、ザ・パックがご提案・ご提供するパッケージの「変化」としてもあらわれています。

今回は、2023年パッケージトレンドのまとめとして、2023年に起こった市場の変化に合わせてザ・パックが提案してきたパッケージについて振り返ります。

コスト上昇課題へのパッケージ施策

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2022年から続く値上げラッシュは、2023年になっても収まることはありませんでした。
2023年に値上げした食品の品目数は2022年を大きく上回り、記録的な数値となりました。
参照:日本経済新聞社「食品値上げ、2023年は3万品目超え 帝国データ」(2023年7月12日)
また、物価高騰は食品分野だけにとどまることなく、物流コストやエネルギーコストの上昇により、あらゆる分野に値上げラッシュをもたらしました。

トータルパッケージメーカーであるザ・パックでは、コスト削減につながるパッケージを通した施策をさまざまご提案してきました。
使用する素材や設計の工夫などによって、パッケージ自体のコスト(単価)を抑制することはもちろんですが、「パッケージを通じたコスト削減」の手段はそれだけではありません。パッケージにまつわる人件費や物流費の削減につながるパッケージを製作することで、結果的に、より大幅なコスト削減につながることも多くあります。
「コスト上昇課題へのパッケージ施策」についてのアイディアや事例に興味のある方は、ぜひこちらの記事をご一読ください。コスト上昇課題解決につながるヒントが見つかるかもしれません。
コスト上昇課題に対応するパッケージ施策とは
【紙化でコスト削減】木箱や缶の代替としておすすめのオリジナル紙箱
【コスト削減・作業効率化】底に“マチ”のない「紙製宅配袋」とは

2024年問題解決に向けて

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2023年4月に迫った「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」の施行。このままでは、2030年の輸送能力は34.1%も不足する可能性があるとされています。
参照:国土交通省「持続可能な物流の実現に向けた検討会 最終取りまとめ」(2023年8月)
そうなれば、必要な時に必要なものが届かない状況が発生したり、確実な輸送のために発送できるものが制限されたりするなど、トラック事業者・荷主・消費者いずれの立場にとっても苦しい事態となってしまいます。

モノを輸送する際、ほとんどのものに必要となる「パッケージ(配送資材)」を提供するメーカーとして、ザ・パックでは、効率的な輸送や再配達の抑制に貢献する薄型配送用パッケージのご提案や、置き配を選択することを促進する通販パッケージなどをご提案してきました。
参考記事:
【再配達抑制】物流課題解決に貢献する薄型配送用パッケージとは
【作業性向上】薄型配送箱組み立て治具「ジグクイック」とは
【2024年問題対応】置き配に対応した通販パッケージとは

さらには、物流現場の作業負担を軽減しつつ適正なサイズでの包装となるような、機械化によるソリューション提案も積極的におこなっています。
参考記事:JAPAN PACK 2023 日本包装産業展 出展のご報告 ―紙製宅配袋 自動包装機のご紹介―

物流にまつわる課題は、多種多様です。それゆえに解決策が見出しにくいと悩む企業様も多いのではないでしょうか。パッケージを通した課題解決にご興味をお持ちの方はぜひ一度ザ・パックにご相談ください。

ブランド価値を共創するザ・パックのパッケージづくり

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物価高騰による値上げが家計を圧迫し、値上げに負担を感じている消費者が増えています(2023年6月末時点で86.3%)。
参照:株式会社野村総合研究所「価格高騰下のマーケティングのあり方-消費者の「ROI意識」の高まりへの対応-」(2023年10月11日)
高価な商品の購入を控えたり、購入する量を減らしたりするなど、消費行動にも変化が起こっていることが想定されます。

しかしながら、値上げしたにもかかわらず商品を買い続けてもらえる事例や、あえて高価格帯で打ち出した新商品が売れている事例もあります。ただ単に「安ければよい」という選び方ではなく、商品の価格とクオリティに「納得感」があることや、企業に対する「信頼」や「共感」が購買のポイントとなることがあるのです。

私たちザ・パックは、パッケージは商品を保護するだけでなく、“消費者とのコミュニケーションツール”ともなりうると考え、各企業様のブランド価値共創に努めてきました。
パッケージはあくまで脇役であり、主役は各企業様の「商品」です。そのため、ザ・パックのパッケージは基本的に各企業様=お客様と共同でしか誕生しえません。お客様それぞれのお悩みや希望に対し、パッケージメーカーとしてできる“最大限のソリューション”をご提供する、それがザ・パックの役割です。

2023年もさまざまなお客様と共に、ブランド価値向上に寄与するパッケージを生み出してきました。社会課題が山積し、企業に求められる役割が多様化・複雑化するなかで、お客様に対して“パッケージで貢献できることは何か?”を問い続けた1年でした。

以下の記事では、ザ・パックがお客様とつくり上げたパッケージの事例をご紹介しています。
「パッケージによるブランド価値向上」や「ザ・パックのシゴト」に興味がある方はぜひご一読ください。
ボトルセットパッケージの紙化 ―2023日本パッケージングコンテスト受賞報告―
【資源循環】梱包材を利活用!環境への取り組みを消費者に伝えるパッケージとは(積水ハウス株式会社様)
【廃材有効活用】卵殻配合フィルム採用事例のご紹介(株式会社パノコトレーディング様/SISIFILLE)
【事例紹介】消費者からの共感が生んだ、パッケージの“新しい価値”

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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