つつむを知る

  1. HOME
  2. つつむを知る
  3. 製品・サービス
  4. 【コスト削減・作業効率化】底に“マチ”のない「紙製宅配袋」とは

【コスト削減・作業効率化】底に“マチ”のない「紙製宅配袋」とは

カテゴリー
  • LINEで送る
  • Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【コスト削減・作業効率化】底に“マチ”のない「紙製宅配袋」とは

燃料や施設、車両等の価格高騰、「2024年問題」に対応した従業員とパートナー企業の労働環境改善などを背景に、大手配送事業者が運賃の引き上げを発表しています。

コロナ禍の巣ごもり需要により大きく成長したEC市場。依然として市場は拡大傾向にありますが、相次ぐ原材料費の値上げに加えて、運賃も引き上げられることで、物販系EC事業を営む企業のコスト負担が増大することが予想されます。
さらには、温室効果ガス排出量の削減や脱プラスチックなど、環境負荷を低減する取り組みも求められます。山積する課題への対応に頭を抱えている企業様が多いのではないでしょうか。

今回は、物販系EC事業者が抱える課題解決に貢献する、おすすめのパッケージをご紹介します。

底マチなし紙製宅配袋

段ボール製の配送箱は、「商品の保護」や「形状維持」という点で、優れたパッケージです。しかし、中に入れる商品によっては、段ボール製の配送箱ほど高い機能を必要としない場合があります。

たとえば、「衣類等の布製商品」や「雑誌等の薄くて壊れにくい商品」の配送時。この場合、配送用パッケージで商品が汚れないように保護し、シワや折れが発生しないようにある程度固定ができれば十分です。
比較的コストが低いプラスチック製の宅配袋が使われる場合もありますが、形状維持ができないため、中身が偏ったり、シワになったりする心配があります。また、環境配慮という面でもあまり好ましいとはいえません。

上記のような場合にザ・パックがおすすめしているのが、「紙製宅配袋」です。
紙製宅配袋は、段ボール製の配送箱に比べて低コスト、かつ、箱を組み立てる手間がないため作業効率が良い点が特長です。

紙製宅配袋は一般的な配送用パッケージのひとつ。「どうしていまさら?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に用いられる紙製宅配袋は、こちらのように底に“マチ”があるタイプです。

blog_112_2l_紙製宅配袋_角底.jpg
一方、今回ザ・パックがご提案するのは、底に“マチ”がない紙製宅配袋です。

blog_112_3l_マチなし紙製宅配袋.jpg
「底マチなし紙製宅配袋」のメリットは下記の通りです。

  • 配送時、衣類等の商品が片寄りにくい(商品を固定しやすい)
  • 従来の配送用パッケージ※と比べて、紙の使用量が少ない(資源使用量の削減)
  • 従来の配送用パッケージ※と比べて、かさばらない(在庫保管場所の省スペース化)
  • 余分な隙間が発生しにくい(配送時の積載効率アップ)
※「従来の配送用パッケージ」…段ボール製の配送箱、底マチ付き紙製宅配袋


袋のサイズや梱包時に折る位置によっては、ポスト投函サービス対応サイズにすることもでき、運賃の削減が可能です。
写真の「底マチなし紙製宅配袋」は、裏面に折り位置を示す目印(線)が印刷されています。

blog_112_4l_マチなし紙製宅配袋_折り線表示.jpg
印刷されている目印に沿って折りたたむことで、ポスト投函サービスの「ゆうパケット」対応サイズになるような設計・デザインです。
あくまでデザインや使用方法の一例ですが、こうした工夫を施すことで梱包時にサイズを測る手間も削減可能です。

こちらの「底マチなし紙製宅配袋」は、側面にだけマチを付けた形状です。

blog_112_5l_底マチなし紙製宅配袋.jpg
先にご紹介した「完全マチなし」の形状と比較して、より厚みのある内容物にも対応可能。マチ幅をポスト投函できるサイズに設定することで、運賃の削減にもつながります。

課題解決に貢献する配送用パッケージとは

blog_112_6l.jpg
「底マチなし紙製宅配袋」は、ザ・パックのお客様である多くのアパレル企業様とのやり取りのなかで生まれた商品です。さまざまな課題をヒアリングし、営業部門や商品開発部門のメンバーが課題解決へ向けたアイディアを出し合い、製造部門の技術開発メンバーの試行錯誤の末に誕生しました。

課題や悩みは、取り扱う商品や置かれている環境、事業規模などによりさまざまです。企業様が抱える多種多様な課題に対し、ザ・パックは“総合パッケージメーカー”としてソリューションを提供し続けてきました。
これまでブログでご紹介した、物販ECに関連する課題解決例の一部がこちらです。

【再配達抑制】物流課題解決に貢献する薄型配送用パッケージとは
【配送コスト削減】トータルコストダウンにつながるパッケージアイディアとは
【D2Cで消費者とつながる】満足度を上げるパッケージとは
【省人化×エコ】紙製宅配袋の自動包装

市場が目まぐるしく変化するなかで、企業様の課題や悩みも変化します。
これからもザ・パックは、物販ECに関連する課題解決に「パッケージ」で貢献すべく取り組んでいきます。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

blog_112_7l.jpg

これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

  • LINEで送る
  • Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お問い合わせ

当Webサイトでは、サービス向上を目的として、クッキーを使用しています。クッキーの利用にご同意いただける場合は、「同意する」ボタンを押してください。クッキーの使用・扱いに関する詳細等はクッキーについてをご覧ください。