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食と包装の未来に向けてザ・パックができること ―2024中部パック 出展のご報告―

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食と包装の未来に向けてザ・パックができること ―2024中部パック 出展のご報告―

ザ・パックは、ポートメッセなごやで4日間にわたり開催された『2024中部パック』に出展いたしました。2022年の出展時と同様、サプライヤー企業の一社として、株式会社ユーハイム様の出展ブースの一部をお借りしての出展です。
ザ・パックのブースにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。

今回は、当日の様子および展示したパッケージについて、ご紹介します。

『2024中部パック』の概要

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『2024中部パック』のテーマは【私たちができること ~食と包装の未来に向けて~】。“包装機械、食品機械、製パン製菓機械、物流機械、衛生・環境・検査機器、包装資材、食品材料など、原料から製造、包装、物流までを一貫して展示し、業界の発展とユーザーとの共存共栄の道を拓く”ことを目的とした展示会です。
参照:一般社団法人中部包装食品機械工業会「2024年中部パック/開催要項」(参照日2024年4月23日)

2年に一度開催される展示会で、ザ・パックは包装資材メーカーとして前回(2022年)に引き続き2度目の出展です。
来場者数は4日間合計で49,787名。ものづくり産業における中部地区最大規模の展示会ということもあり、多くの方が来場されました。

ザ・パックの展示内容

ザ・パックの出展スペースでは、紙製パッケージを中心に、「環境負荷低減」や「省人省力化」、「パッケージによる商品の高付加価値化」などに貢献する、食品市場向けのパッケージをご紹介しました。

ご採用事例としては、株式会社ユーハイム様の『ユーハイムバウム』パッケージを展示。二酸化炭素排出量を削減するためのひとつの選択肢として、「プラスチック使用量を削減」することを目指してともにつくりあげた「紙製トレー」をご紹介しました。

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「紙製トレー」の詳細や、株式会社ユーハイム様の取り組みについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【ユーハイム様×ザ・パック】移り変わる時代とともに変化するパッケージの役割

また、食と包装に関する展示会ということもあり、食品を直接入れることのできるパッケージ(食品一次容器)も展示しました。ここでは、ザ・パックの設計力を活かした「折りたたみ紙製パッケージ」を2種類ピックアップしてご説明します。

はじめにご紹介するのは、折りたたみ式の『汁漏れ防止テーパーボックス』です。

blog_151_4l_2024中部パック_折りたたみ式汁漏れ防止テーパーボックス.jpg
四隅が折り返されて二重になっているため、汁漏れしにくい点が特長です。
テーパーボックスは組み立て不要で作業性が良い一方で、積み重ねた状態での納品となるため、折りたたみ式の箱と比べると保管スペースを多くとるのが通常です。
こちらの折りたたみ式の『汁漏れ防止テーパーボックス』は折りたたみできるため、保管にスペースをとりません。さらに組み立ても簡単なので、作業性の面でも心配ありません。
『汁漏れ防止テーパーボックス』についての詳細は、こちらの記事でご紹介しています。
箱のかたち、いろいろ。パート2(テーパーボックス編②)

次にご紹介するのは、『串もの用折りたたみボックス』です。
側面にいくつか切れ込み(溝)があるのが特徴です。串に刺さっている食品(焼き鳥など)の串を溝で固定することができるため、箱の中で串が動きにくく、かつ、中身の食品を持ち上げやすくなります。

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こちらの画像のパッケージはフタなしですが、フタ付きにすることも可能です。
参考記事:【顧客満足度向上】内容物に最適な食品テイクアウト用パッケージとは

ご紹介した2種類の折りたたみ紙製パッケージは、テイクアウト用のパッケージとしてはもちろん、中身の商品(フィルム包装された中華あんかけや串だんごなど)とセットで販売し、消費者に使い捨て皿として活用いただくのもおすすめです。

食と包装の未来に向けてザ・パックができること

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食品用パッケージには、「安全性」と「機能性」が高い基準で求められます。昨今では、それにプラスして「環境配慮」が必須の条件となりつつあります。
ザ・パックではこれらの基準をすべて十分に満たしたパッケージをご提供すべく、日々活動しています。

「安全性」では衛生面への配慮が不可欠です。ザ・パックの東京工場と大阪工場は、食品安全システム認証「FSSC22000※」を取得しているため、衛生面でもご安心いただけるパッケージの提供が可能です。
※FSSCとは、「Food Safety System Certification」の略称で、「安全な食品を製造するための仕組みづくりの認証」のことを指します。取得するためには設備面の整備や、運用ルールの設定など、さまざまな工夫が必要となります。
参考:FSSC22000認証を取得しました

「機能性」の面では、内容物保護や組み立てやすさ、使いやすさなどが求められます。
オリジナルパッケージメーカーであるザ・パックでは、内容物や使用シーン、使用方法などにあわせて、最適な素材や形状(形式)、場合によっては機械化によるソリューションをご提案しています。お客様とザ・パックの営業、クリエイターがチームとなって取り組むことで、商品の魅力を最大限に生かすことのできるパッケージが誕生します。
参考記事:
【食品テイクアウト・フードデリバリー】内容物に合わせた紙製パッケージとは
拡大する冷凍食品市場に向けたパッケージ開発
【ワンハンド食べ歩き対応】写真に撮りたくなる食品テイクアウト用パッケージとは

また、「環境配慮」とひとくちに言っても、さまざまな切り口があります。
プラスチック使用量削減に貢献する「紙製パッケージ」は、ザ・パックの得意とする分野です。一方で、紙以外の素材や加工についてはまだまだ発展途上です。ザ・パックは、総合パッケージメーカーとして各企業様のパッケージ製作をトータル的にサポートできるよう、紙製品についてはもちろん、それ以外の素材の製品についても鋭意開発中です。
参考:環境対応製品の開発
開発製品については、今回ご紹介した『2024中部パック』のような展示会の機会やこのブログ『つつむを知る』を活用してご紹介していきます。ぜひご期待ください。

お客様にとって最適な食品用パッケージをご提供すべく、これからも技術力向上や環境配慮型製品の開発に取り組んでいきます。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイデアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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