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【顧客満足度向上】内容物に最適な食品テイクアウト用パッケージとは

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【顧客満足度向上】内容物に最適な食品テイクアウト用パッケージとは

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが2023年5月8日に「5類」に移行。それまであったさまざまな制約が解除され、日本は「アフターコロナ/ポストコロナ」の時代を迎えました。
コロナ禍は人々のライフスタイルに大きな変化をもたらしました。その影響は今もなお継続しています。
その変化のひとつが「テイクアウト・デリバリー市場の拡大」です。

行動制限の緩和による外出機会の増加でイートイン需要が回復する一方、ライフスタイルとして定着したテイクアウト・デリバリーの需要も堅調に推移しています。
エヌピーディー・ジャパン株式会社の調査によると、2022年3月~2023年2月計の外食業態テイクアウト市場規模は、2019年同期比13%増の1兆9267億円。2023年1月~12月計のデリバリー(出前)市場規模は、8603億円で、前年同期比11%増、コロナ前比106%増の見込みです。
参照:
NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ「<外食・中食 調査レポート>外食業態テイクアウト市場規模は1兆9267億円、コロナ前比13%増、2022年3月-2023年2月計」(2023年6月20日)
Circana,サカーナ・ジャパン調べ「<外食・中食 調査レポート>2023年のデリバリー市場規模は8603億円の見込み、成長率は前年比11%増、コロナ前比106%増」(2023年12月18日)

今後も継続すると予想される、食品テイクアウト・デリバリー需要。リピート率アップに向けて消費者の満足度を向上させるには、「パッケージ」も重要な要素です。
パッケージに求められる要素の例としては下記のようなものが考えられます。

  • おいしそうな見た目を維持したまま消費者のもとへ届けられること
  • 中身の食品がパッケージから取り出しやすい形状になっていること
  • 店舗でのオペレーションが効率的で商品提供までがスムーズ≒パッケージの作業性が良いこと


今回は、上記の要素をあわせもつ食品テイクアウト用のアイディアパッケージをご紹介します。

複数種類の内容物に対応!仕切り付きパッケージ

はじめにご紹介するのは、「複数の商品を同じパッケージに入れて販売する場合」におすすめのパッケージです。
内容量のバランスをとったり、異なる内容物同士が混ざることを防いだりするためには、「仕切り」が必要です。購入した商品の箱を開けて「いざ食べよう!」というタイミングで、中身が乱雑な状態になっているのを見たら、悲しい気持ちになりますよね。もしかしたら、「買い物を失敗した…」と少し損をしたような気持ちになってしまうかもしれません。
一方で、箱の組み立てや食品を入れる作業などの一連の流れにはスピーディーさが求められることがほとんどであるため、パッケージにまつわるオペレーションはなるべくシンプルであることが望ましいです。
つまり、「複数の商品を同じパッケージに入れて販売する場合」に使用するパッケージには、「機能的であること(仕切り付きであること)」と「作業性が良いこと」の両方が求められます。

ここでは仕切り付きパッケージアイディアの一例をご紹介します。

  • S字状の仕切り付きパッケージ

blog_146_2l_S字状の仕切り付きパッケージ.jpg
食品を直接入れることを想定した、仕切り一体型パッケージです。
ワンタッチの組み立て作業と同時にS字状の仕切りが起き上がり、部屋が2つに分断される設計になっています。別パーツで仕切りを用意する必要がなく、作業性に優れたパッケージです。
また、手前側が大きく開いた形状で、中身の商品が取り出しやすい点も特長です。

紙の使用量削減にも貢献!串もの用パッケージ

blog_146_3l_串もの用パッケージ.jpg
続いては、焼き鳥や団子など、串に刺さっている食品をテイクアウトする際におすすめのパッケージです。
側面に串をセットするための切れ込み(溝)があるのが特徴で、箱の中で串が動きにくく、かつ、フタが閉めやすい設計になっています。串が箱の外側に出ているので取り出しやすく、取り出す際にタレなどが付着して手が汚れることもありません。
串の部分まで包まれる形状のパッケージと比較すれば、紙の使用量を削減できる点もメリットです。

ここでは例として2パターンの形式アイディアをご紹介します。

  • 串もの用テーパーボックス

blog_146_4l_串もの用テーパーボックス.jpg
立体の状態で納品され、スタッキング(積み重ね)可能なテーパーボックス形式の串もの用パッケージです。箱の組み立てが不要であるため、中身の食品を入れてフタを閉めるのみで作業が完結します。

blog_146_5l_串もの用テーパーボックス_割りばし用切れ込み.jpg
焼き鳥や団子などに用いられる細い棒を想定した切れ込みではなく、平たい形状の棒をセットすることを想定した切れ込み(ミシン目)を入れることで、平たい串に刺さった五平餅や割りばしなどにも対応できます。食べ歩きをしているときに誤って割りばしを落としてしまうリスクを低減でき、安心です。
もちろん、からあげやポテトなど、串もの以外の食品を入れることも可能です。

  • 串もの用折りたたみボックス

blog_146_6l_串もの用折りたたみボックス.jpg
串をセットする切れ込みが入っているという点では串もの用テーパーボックスと同様ながらも、平らな形状で納品される折りたたみ形式のパッケージです。
組み立て作業が必要なので、テーパーボックス形式と比較すると作業性は劣りますが、側面を起こしてフラップを折り曲げるのみの簡単な作業で組み立て可能です。
パッケージをストックするスペース(在庫スペース)を削減したい場合におすすめです。

blog_146_7l_串もの用折りたたみボックス_納品時の形態.jpg

今回は、数ある食品テイクアウト用パッケージのなかでも、複数種類の食品や串ものなど、少し特殊な内容物に対応するパッケージアイディアに焦点を当ててご紹介しました。
中に入れる食品の特性にあわせた最適なパッケージを使用することで、店舗でのオペレーションが効率化されるほか、消費者はストレスなく食事を楽しむことができます。消費者が感じるストレスを軽減し、買物体験が豊かになるよう配慮することは、リピート率向上や消費者のファン化につながります。
お店(企業)と消費者をつなぐ“かけ橋”となる「パッケージ」。顧客満足度向上に向けたツールのひとつとして活用してみてはいかがでしょうか。

現在使用しているテイクアウト用パッケージに課題をお持ちの方や、消費者の満足度向上に寄与するテイクアウト用パッケージの製造を検討されている方はぜひザ・パックにご相談ください。


総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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