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【化粧箱】形式・構造設計で課題解決!手に取りたくなるパッケージとは

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【化粧箱】形式・構造設計で課題解決!手に取りたくなるパッケージとは

化粧箱の形式や構造を工夫することは、その化粧箱に対し「手に取りたい」「高級感がある」など感じさせ、目にする人々の心を動かすことにつながります。
例えば土産店ではお菓子のパッケージがたくさん並んでいますが、見ているうちにひとつのパッケージに思わず惹きつけられたことがあるのではないでしょうか。もちろん特徴的なグラフィックデザインも要素の一つですが、立体物であることを最大限に生かすためどういった構造にするかは私たちパッケージ会社の腕の見せ所です。

今回は化粧箱シリーズの第3回として、化粧箱の重要な要素である「形式」についてご紹介していきます。

参考:【化粧箱】商品の魅力を最大限に高めるパッケージとは
  【化粧箱】商品の魅力を倍増させる紙素材の選び方

化粧箱をオーダーメイドで設計することのメリット

オーダーメイドの箱のメリット
少ない数量から導入したいという場合や、今すぐに必要という短納期のご要望に対しては、既製品(ありもの)の箱をご提案することも可能ですが、1000枚程の枚数が見込める化粧箱に関しては、オーダーメイドでの製作をおすすめします。
化粧箱はあくまで包装資材であり、その中に入っている商品が消費者の購買目的であることは言うまでもありません。また、商品の形や大きさ、重さは様々です。
商品をメインとして考えた時に、レディメイドではなくオーダーメイドでパッケージを企画することはブランディングのひとつとして非常に大切です。
既製品の箱を使用する場合には、余分な隙間があったり商品のイメージに合わなかったりと、完全にご要望を叶えることは非常に困難だと言えます。
オーダーメイドであれば、商品をより魅力的に見せるため構造・形状で工夫をしたり、また商品を安全に持ち運んでいただくためにミリ単位で計算されピッタリ合った形の箱をご用意することが可能となります。

ザ・パックには箱の構造設計を専門にしているスタッフが多数在籍しており、様々な業界のパッケージ製作を担当した経験をもとに日々新たなアイディアを生み出しています。
「オペレーション(組み立て易さ)を重視したい」「とにかく手に取りたくなる斬新さがほしい」「コスト削減につながるアイディアがほしい」等々、課題解決を得意としておりますので、何なりとご相談ください。
参考:パッケージづくりのプロ集団

商品の魅力を高める形式の紹介

過去の事例から、特徴のある形式を6点ご紹介します。

・スエヒロ型

スエヒロ型
箱が底面に向かって「末広がり」になっている化粧箱です。
スタッキングが可能なため、お重のように重ねて使用していただけます。
例えば和菓子のギフトセットで、箱の大きさを複数種類用意しなくても、重ねて使用すれば1種類の資材で幅広いバリエーションの贈り物に対応することができます。

・キャンディ型

キャンディ型
箱の左右をねじってキャンディのように固定する化粧箱です。
アメリカではホリデーシーズンのプチギフトの包装資材によく使われています。
キャンディのイメージが強いハロウィンシーズンなど、箱自体が可愛らしい化粧箱はプチギフトにピッタリで、店頭で思わず手に取ってしまうのではないでしょうか。

・フラワーオープン型

フラワーオープン型
フタを外すと、花びらのように四方に身箱が開く仕組みになっています。
例えばパーティー向けのお菓子セットがこの化粧箱に入っていれば、お皿を用意する必要なくそのまま開いてテーブルに置いて使用することができます。また、箱を開けた内側にすごろくや迷路などの遊べる仕掛けをプリントしておくことで、お菓子を食べた後も楽しむことが出来ます。

・ハンドバッグ型

ハンドバッグ型
その名の通り、ハンドバッグのような持ち手の付いたフォルムの化粧箱で、ジュエリー、コスメ、お菓子などの小さめのギフトにピッタリです。
ハンドルが付いているので、思わず手に取りたくなる形状ではないでしょうか。
例えば、キャンディを5~6粒入れた商品パッケージとして、その味をイメージした柄をプリントして数種類並べると、店頭の陳列がとても華やかになります。

・スタイルBOX

スタイルBOX
箱といえば直線のフォルムがほとんどですが、曲線も表現することができる特殊な貼箱です。
丈夫な素材で見た目も可愛らしいため、使用後も捨てずにとっておいて小物入れなどにリユース(再利用)する可能性が高いです。
例えばキャラクターコラボの商品で、キャラクターのフォルムをかたどった化粧箱にすることで店頭に並べた時の見栄えがぐんと上がるのではないでしょうか。

・ストッパーBOX

ストッパーBOX
蓋と身箱がセパレートのタイプで活用できる形式で、ギフトセットなどで商品の側面を見せて立体感を出すことができます。
蓋の内側にある引っかかりがポイントで、身箱を浅くしても安定した包装が可能となります。
身箱を浅くするのは見栄えだけでなく、使用する紙の量を削減できること(環境配慮)や、コストダウン、中身の取り出し易さ(ユーザーへの配所)などに繋がります。
組み立てもワンタッチで行えるため、オペレーション面もご安心下さい。

その他、代表的な形式を製品ページ(箱)でご紹介しています。

構造設計ご依頼のポイント

ご依頼のポイント
ザ・パックには構造設計の専門チームがある、とお伝えしましたが、初めてご依頼する方は特にどんな情報をもとに頼めば良いか分からないと思います。
以下、構造設計ご依頼時のポイントをまとめますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.中に入れる商品はどんなものか。サイズ、重さなど。
(できるだけ実物もお借りできると、より正確な設計が可能です)
2.この資材が使用される目的は、商品パッケージかギフト用か。
3.店頭販売品の場合、どんな什器に置かれることが想定されるか。
4.フォーマルか、カジュアルか。どんなイメージに仕上げたいか。
5.枚数はどれくらい製造して、ご予算はどれくらいを想定しているか。

もし情報が揃っていなくても、営業スタッフがしっかりとヒアリングして最適なパッケージを導き出しますのでご安心ください。
化粧箱のご依頼があれば、こちらのお問い合わせフォームよりお願いいたします。

ご相談ください
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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