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【インバウンド需要とお土産】和を感じるパッケージ

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【インバウンド需要とお土産】和を感じるパッケージ

旅行や観光につきものなのが、お土産。訪れた国や地域で購入するお土産は、渡した人にその国や地域の雰囲気が伝わるようなものを選びたいものです。
そんな旅行者や観光客の要望を叶えるために、「パッケージ」は最適なツールです。

新型コロナウイルス感染拡大により大きくダメージを受けた観光産業ですが、回復の兆しが見えつつあります。
日本政府は、2022年6月1日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和。98の国や地域からの入国者には入国時の検査をおこなわず、宿泊施設での待機も免除するなどといった、訪日外国人の受け入れ緩和が実施されました。
参照:読売新聞オンライン「水際対策きょう緩和、1日の入国者2万人に倍増…98か国・地域の入国者は検査と待機免除」(参照日2022年8月25日)

日本政策投資銀行が実施した「新型コロナ収束後に訪れたい国・地域」に関する調査によると、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアすべてにおいて、日本が1位という結果になっています。
参照:日本政策投資銀行「DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(第3回 新型コロナ影響度 特別調査)」(参照日2022年8月25日)

今後期待される、訪日外国人のさらなる増加やインバウンド需要の再興を見据え、今回は、“日本らしさ”を表現する=「和」を感じるパッケージのアイディアをご紹介します。

パッケージの形であらわす

日本では、着物や建造物、おせち料理に使われるお重など、“重ねる”文化がいたるところに見られます。
箱の形状においても、「重ね」を取り入れることで、「和」を感じさせることができるパッケージになります。

こちらは、ザ・パックが「スエヒロボックス」と呼んでいる形状です。

blog_089_2l_スエヒロボックス.jpg
身箱の裾が少し広がって(=スエヒロになって)いて、同じ身箱をお重のように何段にも重ねることができます。上に重ねることで、たくさんの商品を入れる場合でも幅をとらず、コンパクトに持ち帰ることができます。
アジア以外ではあまり見られない形状のため、斬新さを感じてもらいやすく、また、日本の“重ねる”文化を伝えるツールにもなるパッケージです。

ほかにも、あえてフタになる部分の紙を2枚重ね合わせ、カットラインを変えることで下にあるデザインを見せたり、封をする部分に紙が重なる部分をつくって色付けしたりなど、少しの「重ね」を付け加えることによって、趣があるパッケージに変身させることができます。

blog_089_3l_重ね.jpg

紙の素材や加工で表現する

日本古来の紙と言えば、「和紙」。和紙の原料である植物繊維の凹凸があり、その風合いはザラザラしています。
パッケージに使用する紙には、きれいにインクをのせられるよう下地が塗られている紙を用いることが多いです。しかし、あえて下地を塗っていない、風合いのある紙を使うことで、落ち着いた雰囲気の「和」を感じるパッケージに見せることができます。

blog_089_4l_塗工の有無比較.jpg
写真の左が「塗工なし」、右が「塗工あり」の紙です。
ニスやレリーフなど、同じ加工を施していても、使用する紙によってその表情や印象は大きく変化します。

また、一般的に使用される紙であっても、印刷とエンボス加工を組み合わせることによって、木や布など、表現したい材質を疑似的に再現することが可能です。

blog_089_5l_印刷+エンボス.jpg

装飾品でアピールする

ザ・パックがご提供するパッケージは、箱や袋だけではありません。
リボンや掛け紙、シールなど、ギフトラッピングに用いるような副資材も取り扱っています。
参照:ラッピング資材・副資材

ラッピングのリボンを組み紐や和風の飾り房付きゴムに変えたり、水引アクセサリーをアクセントとして取り付けたりするだけで、一気にギフト感や「和」の雰囲気を演出することができます。

blog_089_6l_装飾品.jpg
掛け紙やスリーブと組み合わせることで、オリジナリティを出すことができるうえ、時季によって装飾品を変えることで、日本らしい季節感を感じ取っていただくためのツールにもなるのではないでしょうか。


ここまで、日本らしさ=「和」を表現するパッケージをご紹介してきました。
中身の商品の魅力を伝えつつ、日本の魅力もアピールできるようなパッケージのイメージをご想像いただけましたでしょうか。今回ご紹介した例だけではまだまだ想像ができない!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

中身の商品や販売先のターゲットなどによっても、適切な形や素材、加工は異なります。
「パッケージで、『和』を表現したい!」、「インバウンド向けの商品開発をしており、オリジナルパッケージの製造についても検討している」という方はぜひ私たちにご相談ください。印象付けたいイメージやターゲットなどのご要望、課題に合わせたパッケージをご提案させていただきます。


総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

blog_089_7l.jpg
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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