つつむを知る

  1. HOME
  2. つつむを知る
  3. 製品・サービス
  4. 【省人化・省力化・冷凍食品】2022年パッケージトレンドまとめ その1

【省人化・省力化・冷凍食品】2022年パッケージトレンドまとめ その1

カテゴリー
  • LINEで送る
  • Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【省人化・省力化・冷凍食品】2022年パッケージトレンドまとめ その1

日本国内で新型コロナウイルス感染拡大が発生してから3年目となった2022年。
3月21日に「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が全面解除されて以降、コロナ禍以前のような人の流れが徐々に回復し、明るい兆しが見え始めた年となりました。

コロナ禍をきっかけに、社会ではさまざまな変化が起きました。
コロナ収束に向かいつつある今後、社会に起きた「変化」がどのように変貌していくのか、あるいは、収束後も形を変えることなく継続していくのか、予測することは容易ではありません。しかし、各企業の成長には、絶えず変化を続ける社会の動向に対応していくことが必要です。

「パッケージ」をとりまく環境も、コロナ禍を契機に大きく変化しました。
最終的にパッケージを手にする消費者のニーズや、パッケージの中身である商品を取り扱う企業のニーズの変化に合わせて、私たちのパッケージも進化していく必要があります。

今回は「2022年パッケージトレンドまとめ」第一弾として、社会の変化によってもたらされた新たなニーズへの対応や社会課題の解決に向けて、ザ・パックが開発に取り組んできたパッケージについて振り返ります。

「省人化×エコ」を叶えるパッケージソリューション

blog_105_2l.jpg
帝国データバンクがおこなった「人手不足に対する企業の動向調査」によると、2022年10月時点で「人手不足を感じている」企業の割合は、正社員で51.1%、非正社員では31%。2021年と比べると大幅に上昇していて、国内で新型コロナウイルスの感染が本格的に拡大した2020年4月以降でそれぞれ最も高い結果となりました。
参照:株式会社帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2022年10月)」(参照日2023年1月10日)

コロナ禍からの立ち直りの兆しが見え始め、急速に消費が回復したことで、人手不足は深刻化。各企業はこの問題を解消するべく、省人化・省力化に動きだす必要に迫られています。

特に、昨今拡大を続けているEC市場における省人化・省力化ニーズの高まりは顕著です。
ザ・パックでは、EC事業を営む企業様の課題をパッケージで解決すべく、ワイエイシイマシナリー様とタッグを組んで『自動包装機対応「紙製宅配袋」』を開発しました。

blog_105_3l_自動包装機対応「紙製宅配袋」.jpg
自動で包装することが可能で省人化・省力化につながるだけでなく、紙素材を使用していることから環境にも優しい点が特長です。
2022年に開催された展示会にも出展し、多くのご来場者様からご好評いただきました。

詳細についてはこちらの記事でご紹介しています。
【省人化×エコ】紙製宅配袋の自動包装
JAPAN PACK 2022 日本包装産業展 出展のご報告
TOKYO PACK 2022 出展のご報告

「冷凍食品ニーズの拡大×エコ」を実現するパッケージ

blog_105_4l.jpg
企業が省人化・省力化に奮闘する一方、消費者も社会の変化への適応を迫られています。
コロナ禍により消費者のライフスタイルは大きく変化しました。なかでも、外出自粛でテレワークが急速に普及し、働き方が多様化したことは特筆すべき変化です。

在宅時間が増加したことで、家で食事をする機会が増えました。女性の社会進出により働く女性が増加したこともあいまって、「より効率よく、簡単に食事を済ませたい」と考える消費者が増加しています。

家でも簡単で美味しい食事をとりたい消費者のニーズに応えるべく、冷凍食品を販売する企業は冷凍技術の向上に邁進し、スーパーやコンビニは冷凍食品売り場を拡大、レストランや百貨店などの異業種から冷凍食品市場へ新規参入する事例も出てきています。

ぐるなび総研が主催する「今年の一皿」(=その年の世相を反映し象徴する食)の2022年「今年の一皿」として「冷凍グルメ」が選ばれたことからも、2022年における冷凍食品市場の飛躍がうかがえます。
参照:ぐるなび総研「2022年 今年の一皿」(参照日2023年1月10日)

消費者のニーズに応えつつ、省人化を図るため、自動販売機を使った販売方法も普及しました。
これまでは自動販売機=飲料を販売するものというイメージでしたが、現在は、冷凍餃子やラーメン、お花など、さまざまなものを販売するツールとして活用されています。

ザ・パックでは、人々の食生活や食品の販売方法の多様化に伴うニーズに対応すべく、「冷凍食品市場」に着目し、冷凍食品向けのパッケージの開発を進めています。「パッケージには環境に優しい素材を使用したい!」という企業様のご要望にも対応するため、開発しているパッケージは主に「紙製」です。

blog_105_5l_冷凍食品向け紙製パッケージ.jpg
冷凍食品は、水分を発生させやすく、電子レンジでの加熱調理をおこなうものが多いなどの特徴をもつことから、そのパッケージには高い性能が求められます。特に紙製パッケージにおいては開発のハードルがさらに高くなるため、現在も開発中のパッケージもありますが、実用化し、採用いただく事例も増えてきました。

冷凍食品向け紙製パッケージについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
【減プラ・紙化】冷凍食品向けパッケージのご紹介
拡大する冷凍食品市場に向けたパッケージ開発


行動制限の解除により消費が回復し、明るい兆しが見えてきた2022年。
一方では、ウクライナ侵攻や記録的な円安など、激動の1年でもありました。新型コロナウイルス感染拡大との戦いも依然続いています。
今回は2022年に起きた変化の一例として、「省人化・省力化」「冷凍食品市場の拡大」をテーマに取り上げて振り返りましたが、皆さんにとって2022年はどのような1年でしたでしょうか。

「2022年パッケージトレンドまとめ」第二弾では、SDGsに関連する事柄をメインに取り上げ、2022年のパッケージトレンドを振り返ります。


総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

blog_105_6l.jpg
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

  • LINEで送る
  • Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お問い合わせ

当Webサイトでは、サービス向上を目的として、クッキーを使用しています。クッキーの利用にご同意いただける場合は、「同意する」ボタンを押してください。クッキーの使用・扱いに関する詳細等はクッキーについてをご覧ください。