【バレンタイン】店頭で目を引く高級感のあるギフトパッケージのポイント
2月14日といえば、バレンタインデーです。
世界各地で「恋人たちの日」として祝われていますが、日本でもチョコレートなどの贈り物を恋人や友人、家族などに渡して「大切な人に想いを伝える日」として知られています。
実は、オリジナルパッケージ製作の現場では、クリスマスソングが聞こえてくると「そろそろバレンタインパッケージを作らないと」と考えていたりします。
店頭で目を引く商品パッケージや、貰った人の気持ちを高める高級感のあるギフトラッピングなど、バレンタインにおすすめの包装資材をご紹介します。
注目を集めるなら、このパッケージ!
バレンタインの贈り物を購入するとき、買いたいお店や商品がはじめから決まっている人もいるかもしれませんが、おそらくほとんどの人は、買いに行った先で色々なお店の商品を見比べて、購入するものを選んでいるのではないでしょうか。
また、最近ではSNSやインターネットを使って自分の好みの商品を探している人も多いでしょう。
その際、商品の中身が素晴らしいのはもちろんですが、「目を引くこと」「見映えが良いこと」は大きなメリットになります。
一目見た時のインパクトや注目を集めるなら、このようなパッケージは如何でしょうか。
・QRコードで音楽を楽しめるパッケージ
話題性という点でおすすめしたいのが、QRやARなどのデジタルツールを用いたキャンペーンです。
例えばパッケージにQRコードが印字されていて、商品の香りに合わせた音楽を限定でダウンロードして楽しむことができる、などの企画はいかがでしょうか。
QRコードは利用に際し特別なアプリを経由する必要がないことから、消費者としては比較的活用しやすいツールです。
・ホログラムラミネート
様々な模様のホログラムラミネートをデザインに盛り込むことができます。
ホログラムは角度によってキラキラと動きがあることから、店頭でのアイキャッチ効果が高い表面加工です。
・ラメコーティング
板紙の表面にキラキラ光る細かいラメを混ぜたコーティング剤を塗布したものです。
白い原紙だけでなく、黒い原紙に塗布するとガラッと印象が変わります。
・紐などの飾りパーツ
箱だけではなく、リボンや紐、ボタンやビーズなどのパーツを組み合わせて作るオリジナリティのある飾りパーツをご提案しています。
洋風も、和風も、カジュアルも、フォーマルも、この飾りパーツひとつで効果的に演出することができます。
様々なサイズのボックスにフレキシブルに対応できるような工夫や、リボン結びの手間が省けるようにゴム素材を使って装着しやすくするなど、パッケージメーカーならではの一工夫が得意です。
高級感で満足度を高めるなら、このギフトラッピング!
贈り物を大切な人に渡すとき、せっかくなら商品をより素敵に見せられるギフトラッピングで包んでもらえたら嬉しいのではないでしょうか。
バレンタインでは、チョコレートや服飾小物など小さくてやや高額なものを贈ることが多いことから、今回は紙箱の化粧箱で高級感をアップさせる方法をご紹介します。
なお、パッケージ効果で贈り物の印象が大きく変わることから、ブランドイメージに合ったギフトラッピングを用意することをおすすめします。
・黒い原紙
黒色ベースのデザインの場合、白地の紙に両面印刷をしても、紙の断面までは印刷ができないため白いところが見えてしまいます。
そこで「黒原紙」から原紙を選ぶと、表面・裏面・断面もすべて黒い状態にすることができ、より洗練された仕上がりになります。
黒原紙にも黒色の色味・濃さなどが異なる様々な種類があるため、どの素材を選べばよいかぜひご相談ください。
・光沢感のある表面加工
ホイル紙やシルバー印刷を活かしたメタリックなデザインや、微細な凹凸で角度によって模様がキラキラと見えるようにデザインするマイクロエンボスなど、光沢感で華やかに見せる商品パッケージです。
・木箱風の紙箱
一見、木箱のように見えますが、この箱は紙素材でできています。
貼り箱と呼ばれるしっかりした箱に、木目のフェイクプリントを印刷した紙を貼り付けています。
木製の箱に対して、品質が安定している点や、木目以外のデザイン表現(箔押しや印刷など)がしやすい点でメリットがあります。
その他、化粧箱の質感に工夫をすることで視覚や触覚を刺激し、高級感を演出する表面加工については、以前の記事でまとめてご紹介しています。
【化粧箱】質感に差をつける表面加工のテクニック紹介
バレンタインならではのギミック紹介
バレンタイン向けのパッケージで効果を発揮するギミックを2点ご紹介します。
バレンタインデーといえば、“チョコレート”を連想する方が多いでしょう。
特殊なインキを使った印刷によって、一部を指でこするとチョコレートの香りがするような「香り加工」を施すことができます。メッセージカードなど小さい面積の箇所に施すのがおすすめです。
また、箱にたくさんチョコレートが並んでいるようなギフトボックスだけでなく、友人や家族に気軽に渡せて、自分用にも購入しやすいプチギフトも近年は人気があります。
開封時のインパクトを狙い、商品がせりあがってくる動きを加えたパッケージで演出してみてはいかがでしょうか。
板状のチョコレートやティーバッグ、サプリメントなどにおすすめです。
バレンタインパッケージ製作のスケジュール
2月14日のバレンタインデーに向けて、2週間~1か月程度の期間で限定パッケージを使用することが一般的です。
それを踏まえると、目安として遅くとも12月の上旬頃には作るものを確定して製造を開始する必要があります。(国内製造のパッケージに限る)
サイズや素材、デザイン等のお打ち合わせが必要な場合は、製造開始時期から少なくとも1か月程度前もってご依頼いただき、仕様をつめていきます。
オーダーメイド製作のパッケージはケースバイケースでスケジュールが大きく変動するため、バレンタインパッケージをご検討の方はまずお問い合わせフォームよりご相談ください。
担当営業よりスケジュールのご案内を差し上げます。
これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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