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【WEB動画裏話】かみぶくろで、届けませんか。

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【WEB動画裏話】かみぶくろで、届けませんか。

これまでにザ・パックのWEB動画を見たことがある方はいらっしゃいますでしょうか?
私たちは「パッケージ」に興味を持っていただけるような動画を作成し、YouTube上で公開しています。

今回は既に公開しているWEB動画のうち、「かみぶくろで、届けませんか。」というタイトルの動画について、このストーリーに込められた制作裏話をご紹介します。

「かみぶくろで、届けませんか。」について

かみぶくろで、届けませんか。
https://youtu.be/un4_mDQuyU4

ある日、娘の一人暮らしに向けて母娘が荷造りをしています。
スーツケースを探すため押入れを開けると、何枚かの古い紙袋が出てきました。
「こういうの、捨てられなくて…」と言いながらも、お母さんが大切にしている紙袋たち。
ひとつひとつに、もらった時の、あげた時の二人の思い出がよみがえってきます。
その中でも一番古い紙袋に詰まった思い出とは…?

2分30秒という短い動画ですが、ドラマティックな一本に仕上がっています!

紙袋などのパッケージは、商品を包み、運ぶこと、守ることが一番の役目です。
使い終わった後は、いつかは捨てられることでしょう。
ですが、ただの消耗資材ではなく、人と人がモノのやり取りをする場面に寄り添い、大切な思いを届けることができるのも、パッケージの力だと私たちは信じています。

監督インタビューと制作裏話

監督インタビュー
この動画を制作するにあたり監督を務めたG氏(ザ・パック社員)に、インタビューを行いました。

Q:とても感動的な動画に仕上がっていて、自社の動画ですが涙なしには見られませんでした。監督がこのストーリーを思いついたきっかけは何でしょうか?

G氏:ありがとうございます!これまで当社で作成していたCMでは、奇をてらった変化球のCMがメインでした。もちろんそれも良い仕上りだったと思うのですが、一度直球どストレートな物語を作りたいという思いがありました。
見て頂いた方の心に少しでも残ったならば嬉しいです。

Q:このストーリーはご自身の実体験だったりするのでしょうか?

G氏:違いますね(笑) 実体験だったら良かったのですが……!
ただ、私も個人的に紙袋を取っておく方でしたし、周りにもそういった方が多かったので、初めの着想はそこからだったと思います。

あとは、少し語ってしまいますが……、昔テレビで芸能人のお宅訪問みたいな番組を見ていた時、リポーターが勝手に押し入れを開けたりしていて、紙袋がたくさん出てきたんです。番組ではそれが“恥ずかしい事”みたいな描かれ方だったんですよね。言葉を選ばなければ『貧乏くさい』というニュアンスさえ感じた。それがすごく悔しくて。

紙袋を取っておいて何が悪い!ものを入れるだけが紙袋の価値じゃないぞ!という事を訴えたかった。

よく缶コーヒーの例えを使うのですが、自販機に並ぶ缶コーヒーって新商品が出てもそれがどんな味かは分からない。でも自販機に並ぶ缶のデザインを見てとりあえず買うじゃないですか。
袋も同じで、どこかで買い物をして紙袋で持ち帰る人がいる時、すれ違う人々には中身は見えない。でもだからこそ、その時だけは『紙袋』がブランドの顔だと思うんです。

我々は紙袋のデザインから提案する事も多いので、僕自身そんなブランディングのお手伝いが出来る事を誇りに思っています。

Q:制作時の裏話などがあれば、教えてください!

G氏:実は、初期段階ではお母さんは亡くなっている(!)という設定でした。
娘が母の遺品を整理していたら、紙袋が出てくるといった展開で。
娘には見えてないけれど、亡くなった母親は娘のそばにいて『この袋はねぇ……』と語りかけている。まるで母娘が会話をしているように描こうとしていました。

プロット
※初期段階のプロット。押し入れを開けると袋が……、という演出はこの頃から。

でも、やっぱりそれだと重くなり過ぎてしまって。
『保険のCMっぽい』という指摘もありました。CMって『何のCMか』が伝わらないと自己満足で終わってしまう。
結局泣く泣くその案はボツにして、もっと紙袋に焦点が当たるように変更しました。

あと、本当は花屋に行くシーンもあったんですよ! ちゃんと花屋の店主のキャラクターも決まっていて。こんな感じのナイスミドルな店長が登場予定でした (笑)
実際アニメーションまで仕上がっていたんですけど、長くなりすぎてしまって。最終段階で思い切って全カットしました。

キャララフ案
※画像は打ち合わせ時のキャララフ案

Q:監督も、普段はパッケージを作るため営業スタッフとして駆け回っていると思います。
「かみぶくろで、届ける」ことができた特別な思い出はありますか?

G氏:「届けられた」側のエピソードになってしまうのですが……、私が結婚式を挙げた時、二次会で会社のメンバーが僕と妻の写真入りのオリジナル紙袋を作ってくれた事がありました。
サプライズだったのですがすごくうれしくて、今でも押し入れの中に大切にとってあります。いつか忘れたころ、ふすまを開けたら落ちてくるかも(笑)

Q:最後にひとことお願いします!

まず、便宜上私を監督(?)と呼んで頂けていますが、この動画はザ・パックの各部署から選抜されたメンバーで作った作品です。この場を借りて改めてメンバーにお礼を伝えたいです。

私は大学の頃、実は漫画家になりたかったんです。いつかアニメ化されるような商品を世に送り出してやるって意気込んでいて。良いトコまで行った時もありましたが結局夢破れ、僕はサラリーマンになりました。

だから今回、まさか会社から夢を叶える機会を貰えるなんて思ってなかったですね!

もし学生さんで夢を追うか就活するか悩んでいる方が、何かの縁でこのブログを見てくれていたら伝えたいですね。サラリーマンも、意外と悪くないよって(笑)

ザ・パックのかみぶくろ

ザ・パックのかみぶくろ
ザ・パックの紙袋は、企業ロゴやオリジナルデザインを施したオーダーメイドパッケージで、商品、企業価値を最大化する「広告ツール」「コミュニケーションツール」でもあります。

製品情報:袋・手提袋

豊富な実績と多様なラインナップでご要望に応えますので、ご不明点や課題解決をご希望の方はぜひお問い合わせください。

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