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3DCGを活用したパッケージ提案とは

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3DCGを活用したパッケージ提案とは

ザ・パックでは、商品をきちんと保護できるパッケージづくりはもちろん、“商品をより魅力的に見せる”ためのパッケージづくりをモットーにしています。そのためにも、お客様のお悩みやご希望に寄り添った提案ができるよう心がけています。

その姿勢はパッケージそのものだけではなく、商談を進めていく過程の提案手法などにも反映されています。たとえば、パッケージ製作のご担当者様が置かれている状況に応じて柔軟に対応できるよう、さまざまなご提案手法やツールを取り入れています。

今回はそのうちの1つである「3DCG」についてご紹介します。

働き方の多様化に対応するパッケージ提案ツール「3DCG」

オリジナルのパッケージをつくりたい!というご相談をいただいた場合、パッケージが納品されるまでに踏む手順は以下の通りです。

(1)サイズ・形・使い方の打合せ
(2)素材の選定
(3)デザインなどのデータ作成
(4)校正サンプルの作成
(5)製造
(6)出荷・納品

関連記事:オリジナルパッケージができるまで

つくりたいパッケージが明確に定まっている場合を除き、(1)~(4)の過程については試行錯誤を繰り返しながら進行します。
1つのパッケージのサイズを決めるために何度も打ち合わせをしたり、何らかの事情により、製造開始を目前としたところで大きく方向性を転換したりすることも少なくありません。

また、パッケージ製作のご担当者様のなかには、パッケージに関することだけでなく、商品づくりや販促企画など、複数の業務を担当されている方も多くいらっしゃいます。そのため、パッケージメーカーとして、ご担当者様が置かれている立場や状況に配慮し、可能な限り負担を低減した方法で提案することが使命だと考えています。

昨今では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に、テレワーク環境を整備する企業が増え、働き方の多様化が加速しています。同じ場所にいなくても、Web会議用のツールを用いて打合せをしたり、オンライン上でプロジェクトの進捗状況を共有したりすることができるようになりました。

しかしながら、パッケージの仕様を固めていく過程においては、立体になった状態のパッケージを確認しないと仕上がりをイメージしづらく、オンライン上でのやり取りだけでは進めるのがむずかしいというお声を頂戴することがあります。
パッケージ製作のご担当者様のなかには、「試作されたパッケージを受け取ったり、確認したりするためだけに出社したことがある」「デザインが入った図面を紙に印刷し、立体に組み立ててみた経験がある」という方も少なくないのではないでしょうか。

ザ・パックでは、そのような手間や不便さを解消するため、「3DCG」というパッケージ提案ツールを導入しています。

3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)とは、「コンピュータの演算によって、3次元空間内の仮想的な立体物を2次元である平面上の情報に変換することで、奥行き感(立体感)のある画像を作る手法」のことを指します。アニメやゲームなどにも多く用いられている手法で、ゲーム「どうぶつの森」シリーズなどにも用いられています。

ここからは「3DCGによるパッケージご提案方法」をご紹介します。

「3DCG」を用いた提案手法

たとえば、箱の形状を検討しているときのことを想像してみてください。いくつかの形状が候補として挙がってはいるものの、まだ決めきれずにいるとします。
形状を決定するためには、それぞれの形状の箱にデザインが落とし込まれた状態を見てみたいと考えるのではないでしょうか。

実際に試作パッケージをつくるというのも1つの方法ですが、「在宅勤務が続き、すぐに受け取ることができない」「テレワークをしている上司にも確認してもらいたい」などの場合には、「3DCG」を用いた提案をおこなっています。

箱の図面にデザインをレイアウトして、3DCGのアプリケーションを使うと、画面上で立体になった箱ができあがります。
blog_081_2l_3DCG見本.jpg
さらに、この画面上の箱は、簡単なマウス操作で回転させることが可能です。実際に手に取ったときのように、さまざまな角度から箱を見ることができるのです。


レリーフ(浮き上げ)やUVシルクなど、平面では表現することがむずかしい凹凸などについても、この3DCGを使えば、その凹凸感や光沢感のイメージを確認できます。


3DCGを用いることで、数学の問題を解くときのようにデザインした図面を頭の中で立体に組み立てたり、多くの試作パッケージをつくったりすることなく、ある程度の仕上がりイメージを確認することが可能です。
また、実際の「モノ」ではなくデータ形式であるため、複数人で同時に確認することができるなど、社内での共有もしやすくなり、仕様検討に向けたスムーズな打ち合わせを実現します。

働き方が多様化し、より効率的かつ高い成果も求められるようになった時代。
最終的には、実際に手に取って、見て、触ってチェックすることが必要不可欠なパッケージ製作ですが、進化した技術を用いることで、検討の過程で発生していた手間やコストを削減することもできるようになりました。
ザ・パックは、日々変化するニーズを敏感にキャッチし、多様な企業様に対応するための技術やアイディアをこれからも積極的に取り入れ続けていきます。

「在宅勤務が多く、対面での打ち合わせがむずかしいけど、オリジナルパッケージをつくりたい!」「これまでは既製品を使っていたけど、効率的かつスムーズに仕様決定までの打ち合わせを終えられるならオリジナルでの製造も検討したい!」などのご要望がございましたら、ぜひザ・パックにご相談ください。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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