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手提げ紙袋のかたち、いろいろ。 パート1(MF編1)

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手提げ紙袋のかたち、いろいろ。 パート1(MF編1)

上の画像には4種類のかたちの紙袋が写っています。
皆さんが一番高級そうだと感じる袋はどれでしょうか?
おしゃれだな、親しみを持てるな、持ちやすそうだなと感じる袋はどれでしょうか?

紙袋は印刷するデザインや縦長・横長といったサイズ感に加え、紐(ハンドル)の素材や取り付け方によっても印象が大きく変わるパッケージです。
以前のブログ記事で、紙袋は大きく分けて2つに分類できるとお伝えしましたが、
ここでは更に詳しく形状の分類について触れていきたいと思います。

ギザギザカット×紙の平紐タイプ

ギザギザカット×紙の平紐
「口部分がギザギザカットで、紙素材の平らな紐が付いている」袋の種類について、今回は詳しく掘り下げていきます。
なお、「ギザギザカットの紙袋」の特徴については、手提げ紙袋の作り方をご覧ください。

おそらく、この種類の紙袋は街中でたくさん目にする機会があるのではないでしょうか。
お菓子屋さんやパン屋さん、デパート、アパレルショップなど幅広い業種のお店で使われているスタンダードなタイプです。

特徴
・大量生産向きで、比較的安価
・カジュアルな印象がある
・紐を内側に折りこむことができるので、ストック時にかさばらない
・機械で作るため紐の長さは変えられない
・紐にも印刷をすることができる
・すべて紙でできている(モノマテリアル)ので、古紙リサイクルOK!
 (フィルムでラミネートされたものはリサイクル不可)

印刷や表面加工でツヤ感やマット感、エンボスなど凸凹の表現を加えることで、高級感やオリジナリティを出したり
あえてプレーンでシンプルに仕上げて、抜け感のある紙袋にすることもできます。

最近は、環境配慮のためポリ袋からこの種類の紙袋にリニューアルする事例が増えています。
耐水などの目的でフィルムのラミネートを施している紙袋や、アクリル紐やリボンなど異素材のハンドルを付けている紙袋は、それぞれラミネートやハンドルを取り除かないと再生利用することができません。
紐(ハンドル)まで紙素材で統一されていれば、シングルユースではなく繰り返し使うことができて、いずれボロボロになったら各自治体の古紙回収にてフルリサイクルが可能になる、サステナブルな紙袋と言えます。

MF-H(10ミリ幅平紐)

MF-H(10ミリ幅平紐)
ギザギザカット×紙の平紐の紙袋の中でも、ザ・パックでは「紐の太さ」によってさらに2種類に分類されます。

平紐の太さが約10ミリと比較的細めのタイプは、MF-H(エムエフ・エイチ)Hハンドル(エイチハンドル)と、当社では呼んでいます。
紙袋としては定番のタイプであり、華奢な紐は小さな手でも握りやすい幅になっています。
お菓子屋さんやパン屋さんなど、比較的軽いものや小さなものを持ち帰るパッケージとしておすすめです。

MF-R(18ミリ幅平紐)

MF-R(18ミリ幅平紐)
平紐の太さが約18ミリと幅広のタイプは、MF-R(エムエフ・アール)Rハンドル(アールハンドル)と、当社では呼んでいます。
海外スーパーマーケットの紙袋によく見られる紐幅で、紐のインパクトが強く、デザインをシンプルにしても安っぽく見えないメリットがあります。
ザ・パックでは2006年にオリジナルハンドルとして開発して以来、大変人気の高い種類です。

機能面では、重たいものを入れても手が痛くならずしっかりと支えられる点が魅力で、雑貨屋さん、お菓子屋さん、アパレルショップなど様々な業種でご使用いただいています。

また、紙の平紐は手に当たって持ちにくい(痛い)というご意見を時々いただくことがありますが
この幅広タイプの紐をくるっと裏返して使うと持ちやすさがアップするので、紙袋の持ち心地でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
裏返して使うと持ちやすさアップ

紙の平紐 おすすめアレンジ

紙袋のデザインではどうしても本体の部分が注目されがちですが、意外と知られていないアレンジパーツが二つあります。

一つ目は、紐(ハンドル)部分です。目次1のところでも触れましたが、紙袋本体だけでなく、紐部分にも印刷を施すことができます。
これはほかの機械加工の紐ではできないため、Hハンドル又はRハンドルならではのデザイン表現となります。

紐部分に印刷
二つ目は、口部分のギザギザカットです。ご要望により口部分のギザギザカットの大きさを変えることができます。
ちなみにギザギザになっているのには理由があって、紙の端で手を切ってしまうことを防ぐために、口部分がストレートカットではなくあえてギザギザになっています。

通常のギザギザは2ミリですが、それよりも細かい1ミリカットもしくは大きなピンキーカットと呼ばれるカットラインの3種類から選ぶことが可能です。
アレンジとして特に人気なのはピンキーカットで、ギザギザの印象ががらっと変わり、かわいらしい仕上がりになります。

ピンキーカット
ザ・パックでは、長年に渡って様々なシーンで使われている様々な手提げ袋の流行や情報を収集・蓄積しています。
レトロなもの、斬新なもの、目立つもの、シンプルなもの…
過去の情報の中には、私たちもあっと驚くアイディアが詰まっていることもあります。

もし手提げ袋のコストを抑えたいけれども、せっかくだからオリジナリティを出したい、というご要望がありましたら、ぜひザ・パックまでお問い合わせください。
パッケージづくりのプロの視点から、最適な手提げ袋をご提案します。

これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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