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【リアル店舗向け販促】店頭ビジュアルのトータルプロデュースとは

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【リアル店舗向け販促】店頭ビジュアルのトータルプロデュースとは

スマートフォンの普及やオンラインサービスの多様化、コロナ禍による生活様式の変化により、人々の消費活動は一挙にデジタルへシフトしました。ECでの買い物がすっかり日常的となった現在、普段の買物はほとんどオンラインで済ませてしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
ところが、コロナ禍による行動制限緩和と時を同じくして起きた「値上げラッシュ」の影響もあり、リアル店舗を利用する人も増加傾向です。

今回は、「値上げラッシュ」の影響で変化した消費行動と、リアル店舗での販促活動をサポートする「店頭ビジュアルのトータルプロデュース」についてご紹介します。

値上げラッシュによる買い物行動の変化

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2022年から続く値上げラッシュ。2023年に入ってもその勢いは止まりません。その影響で、人々の消費行動にはさまざまな変化がうまれています。

変化のひとつが、「リアル店舗(実店舗)への回帰」です。
株式会社mitorizがおこなった「買い物行動に関するアンケート調査」によると、値上げを実感している人のうち、6割以上の人が買い物行動に「変化あり」と回答しています。行動変化の内容では、「店頭に足を運んでお買い得品を探す」が最も多く、約4割。自分の目で見て商品を厳選できる「リアル店舗」での買い物スタイルに回帰する消費者が増加していることがうかがえます。
参照:株式会社mitoriz 消費者購買行動データサービス(POB)会員調査「お得な買い物に関する調査」(2022年12月5日)

また、2022年度の商業販売額が小売業全体で前年比2.6%を伸長していることからも、リアル店舗回帰の傾向を読み取ることができます。
参照:経済産業省「2022年 小売業販売を振り返る」(2023年4月14日)

店頭ビジュアルのトータルプロデュースとは

消費者庁が実施した調査によると、「商品やサービスの購入を検討する際に、情報を得ているもののうち重視しているもの」の第1位は「店頭・店員」(38.3%)。
参照:消費者庁「消費者意識基本調査 令和3年度実施(令和3年11月調査)」(2022年6月7日)
デジタルシフトが進む昨今においても、情報源としては「実物を見て得られる情報」や「販売員から得られる情報」を重視する傾向にあるようです。

行動規制緩和により消費行動自体は活発化し、リアル店舗の利用も増加傾向にある一方、値上げラッシュの影響で、消費者が「モノを選ぶ基準」は厳しくなっています。店頭で消費者に「手に取ってもらう」「買いたいと思わせる」には、商品の魅力を今まで以上にアピールすることが必要です。

消費者と直接コミュニケーションを取り、商品の魅力を伝えることができるのは間違いなく「販売員」。しかしながら、「人手不足」を課題としている企業は少なくありません。
総務省「労働力調査」、労働政策研究・研修機構「労働力需給の推計」をもとに算出されたシナリオによると、流通業に従事する人数は、2040年に836万人まで減少することが予想されています(2021年は1,062万人)。
参照:経済産業省「物価高における流通業のあり方検討会 最終報告書 ~よみがえるリアル店舗~」(2023年3月31日)

ザ・パックでは、人手不足の状況における店頭での販促をサポートすべく、「店頭ビジュアルのトータルプロデュース」をおこなっています。

ザ・パックが販売する袋や箱などの「パッケージ」には、消費者に商品の情報を伝えたりブランドイメージを表現したりする機能、すなわち、「広告効果」や「販促効果」があります。そのため、私たちは常に、商品やブランドの魅力を消費者に伝えられるようなパッケージの提案を心がけています。
しかし、ザ・パックが提案するのはパッケージだけではありません。パッケージとあわせて使用することで、より商品を引き立てることができる場合は、パッケージ以外のアイテムを一緒にご提案することもあります。

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陳列什器やデジタルサイネージなど、その内容は多岐にわたりますが、目的は「商品やブランドの価値向上」で一貫していて、私たちがパッケージ製作の際に意識していることと変わりません。

リアル店舗における販促活動を助ける「紙製什器」

ここからは、ザ・パックがおこなう「店頭ビジュアルのトータルプロデュース」の一例として、「紙製什器」をご紹介します。比較的導入のハードルが低いため、リアル店舗での販促に課題をお持ちの企業様におすすめすることが多い商品です。

販売員に代わって商品の魅力を消費者に伝達することができる紙製什器には、下記のようなメリットがあります。

  • デザイン(設計・グラフィック)の自由度が高い
  • 軽量で持ち運びやすい
  • 店頭で廃棄しやすい(易廃棄)


ここからは、紙製什器のバリエーションの一部をご紹介します。

①自立型什器
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紙製の自立型什器です。
使用する素材や表面加工(箔押しやラミネートなど)の選択肢が広く、陳列する商品にあわせて自由にデザイン可能です。自立型で存在感があるため、ブランドの世界観を存分に表現できます。
また、少ない数量からでも製造できる点もメリットです。

画像の什器は組み立てた状態での納品を想定したものですが、ご要望に応じて、組み立て前の平らな状態での納品や、複数パーツに分けた状態での納品にも対応できます。その場合、店舗で組み立てやすいような設計にしたり、組み立て説明書をご用意したりするなど、なるべく店舗の方の負担を軽減できるよう配慮します。

②可変型什器
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壁などにかけて使用できる「ハンギング型」と、棚などにそのまま設置できる「平置き型」の2パターンで使用できる可変型什器です。
設置場所によって什器を使い分ける必要がなく、汎用性が高い点が特徴です。後ろについているつまみを上下するだけで簡単に切り替えることができるので、同一店舗内での設置場所変更にも対応可能です。

直営店舗以外で商品を販売する場合は、販売店に対して、汎用性が高く使いやすい什器を支給することで、什器の使用率アップにもつながります。それにより、他社商品との差別化やより高い販促効果が期待できるかもしれません。

③ポストイン配送什器
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ポストイン配送できる簡易な什器です。
組み立て前の形状がコンパクトになる設計にすることで、店舗へ什器を送る際の送料を削減可能です。また、薄型なので商品と同梱しての配送もしやすくなります。
なるべく組み立てやすいシンプルな設計、かつ、ブランドイメージに沿ったデザインにすることで、サイズは小さいながらも大きな販促効果が期待できる什器です。

販売員の代わりに商品の魅力を消費者にアピールすることができる「紙製什器」は、まさに「もの言わぬ販売員」です。
「販促効果アップ」と「人手不足」という課題を解決に導くためのひとつの手段としての「紙製什器」。ぜひ導入をご検討ください。

今回は、店頭ビジュアルのトータルプロデュースのひとつの例として、「紙製什器」をご紹介しました。
「紙製什器では、消費者に伝えたい情報を伝えきれない!」「より省人化したい!」という企業様には、デジタル化の時代にぴったりなデジタルサイネージをご提案することも可能です。

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初期費用は安くありませんが、一度導入すれば、POPや棚札の内容を簡単に変更できるなど、多くのメリットがあります。結果として省人省力化につながり、長期的に見ればコストを削減できることもあります。

店頭での販促方法にお困りの方はぜひザ・パックにご相談ください。幅広い選択肢から、最適なソリューションをご提案します。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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