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【EC】消費者にとってストレスフリーな通販パッケージとは

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【EC】消費者にとってストレスフリーな通販パッケージとは

ECでの買い物が日常になりつつある昨今。以前と比較して通販パッケージ(梱包資材)に触れる機会が増えたという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
コロナ禍においてはEC市場が急速に拡大した一方、リアル店舗の利用が大幅に減少。企業側にとっては、消費者と直接コミュニケーションがとれない状況が続きました。

「EC」という手段で消費者に商品を届けることが増えた企業やブランドにとっては、通販パッケージ(梱包資材)が消費者とのコミュニケーションツールとなり、その利便性やデザイン性にも配慮することが求められるようになりました。
「商品」そのものはもちろんのこと、「梱包方法」や「通販パッケージ(梱包資材)」が消費者の持つブランドイメージに大きな影響を与える可能性があるためです。

それではECでの商品購入において、消費者に良いイメージを与える通販パッケージ(梱包資材)とは、どのようなパッケージなのでしょうか。
今回は、消費者の要望についての調査結果および、ザ・パックが考える“企業・ブランドのイメージアップにつながる通販パッケージ”についてご紹介します。

「通販パッケージ」に対する要望

はじめに、ザ・パックが2022年3月におこなった生活者調査※の結果を見てみましょう。
こちらは、「通販パッケージに対する要望・求めること」についてのアンケート結果です。

blog_114_2l_通販パッケージに求めること_グラフ.jpg
通販パッケージ(梱包資材)に対する要望として、約8割の方が「機能性」に関する項目をあげています。「買った商品を傷めない・保護する」「丈夫であること」など、商品を守るための“強度面”と、「廃棄しやすい」「開けやすい」「最小限の大きさである」といった“使い勝手”を求める声が多く見られました。

また、「通販包材の満足度」に関する質問では、約3人に1人が「満足していない」または「あまり満足していない」ということがわかりました。

blog_114_3l_通販パッケージ満足度_グラフ.jpg
※【調査概要】調査対象:全国の18歳~60代の男女(合計1,000名)/調査期間:2022年3月22日(火)~3月25日(金)/調査委託先:マクロミル
関連記事:【生活者調査報告】「通販」の利用実態と通販包材に対する意識・行動

消費者にとって「ストレスフリー」な通販パッケージとは

ECで商品を購入する機会が増え、通販パッケージ(梱包資材)の「開けにくさ」や「廃棄のしにくさ」などの“扱いにくさ”に対して、消費者がストレスを感じることも増加しました。
通販パッケージ(梱包資材)の扱いにくさが原因で、お届けした商品やブランド、企業に対するイメージが悪くなるのは避けたいものです。

いかにストレスなくECでの買い物を楽しんでもらえるか(満足してもらえるか)は、パッケージにかかっているといっても過言ではありません。

ここからは、ザ・パックがおすすめする“使い勝手の良い配送箱”のアイディアをご紹介します。
「開けやすい」「廃棄しやすい」の2分類で各2種類、合計4種類のご紹介です。

①「開けやすい」配送箱

  • OK!BOX(特許取得済)

はじめにご紹介するのは、「OK!BOX」。カッターを使ったり、爪を傷めたりすることなく、テープをはがすことができる形式で、ザ・パックが特許を取得しています。

blog_114_4l_OK!BOX.jpg
フタを閉じるテープの端にあたる部分にミシン目が入っていて、①の部分を指で押し込みながら②の部分を引き上げることでテープが浮き上がるようになっています。浮いたテープをつまんではがすことで、簡単に開封可能です。

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初めて見た方にはやり方が伝わりにくいため、デザインの一部として開封方法を印刷するのがおすすめです。

 

  • ジッパー開封(テープレス)

こちらは、一度差し込むとロックがかかり、テープを使わずに封緘できる形式です。手前のジッパーを破って開封します。

blog_114_6l_ジッパー開封(テープレス).jpg
お菓子の箱などに使用されている一般的なジッパーの開け方に近いので、直感的に開封可能。フタを破くことなく開封できるので、天面や内面のデザインの邪魔をしない点もメリットです。
ジッパーを破ったあとでも、フタについているツメを差し込んでテープを貼れば再封できるので、返品の際などに再利用できます。


②「廃棄しやすい」配送箱

  • 底ワンタッチ罫線

次にご紹介するのは、折りたたみやすさ(潰しやすさ)に特化した形式です。底の部分に2つのつまみがあり、それ折り曲げることで簡単に折りたたむことができます。

blog_114_7l_グラフ底ワンタッチ罫線.jpg
配送の際はしっかりとロックして底面を保ちながらも、廃棄の際はつまみを使うことで容易に折りたたみ可能。組み立てる際もワンタッチで組み立てられるので、送り手にも受取り手にも優しい形式です。

 

  • 膨らみ防止ロック

最後にご紹介するのは、折りたたんだ配送箱の形状を維持するためのアイディアです。

blog_114_8l_膨らみ防止ロック.jpg
廃棄する前に配送箱を折りたたんでストックしている際、底が開いて邪魔になった…という経験はありませんか。こちらの形式は、折りたたんだ後、底にある罫線部分を折り曲げることで底が開くのを防ぎ、平らな状態を維持することができます。
初めて見る方には気づいてもらいにくいので、画像の右上にあるように使い方を印刷するのがおすすめです。


配送箱に関する消費者のストレスを軽減するアイディア4つをご紹介しました。
ご紹介したのはどれも小さな工夫ではありますが、確実に消費者のストレスを軽減できるアイディアです。
小さなストレスでも積み重なれば大きなストレスに発展します。ECの利用者が増え続けている今だからこそ、消費者に寄り添い、配慮した通販パッケージ(梱包資材)にすることで、企業やブランドのイメージアップにつながるのではないでしょうか。

コストをそこまで上げることなく付加することのできるアイディアもあるので、「消費者が扱いやすい通販パッケージをつくりたい!」「今使っている配送箱を、よりストレスフリーなものに変えたい」という方はぜひザ・パックにご相談ください。


総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
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