【レギュラーパッケージ+α】特別感を演出する副資材

2022年も残りわずか2か月となりました。ハロウィンが終わり、街中はクリスマスや年末に向けた華やかなムードに変化しつつあります。
クリスマスのプレゼントや今年お世話になった方へのギフト、1年間頑張った自分へのご褒美を考え始めているという方も多いのではないでしょうか。
特別感を演出するためのツールとして、力を発揮するのが「パッケージ」です。特別な用途向けのパッケージや期間限定パッケージが商品の魅力をアップさせ、購入した側と受け取った側、双方のワクワク感を高めてくれます。
しかし、パッケージ一式をすべて変更することは、商品を販売する企業側の在庫リスクや納期リスク、さらには、現場で商品を梱包・ラッピングをするスタッフの負担増など、さまざまなリスクの発生につながります。
時間をかけて、検討や切り替えの準備などをおこなえる場合は問題ありませんが、特定のイベントに向けて急な変更を要する場合は注意が必要です。
そこで今回は、通常使用しているパッケージをそのまま活用しながら、特別感を演出できる「+αの副資材」をご紹介します。
目次
紙袋+α
はじめに、紙袋に特別感を追加する「+αの副資材」をご紹介します。
誰かからプレゼントをもらったとき、紙袋を見て中身を想像したことはありませんか?
ブランドイメージや商品について表現していることが多い紙袋は、「歩く広告塔」と称されることもあります。最初に目に入るパッケージなので、プレゼントの第一印象ともいえますね。
街中で目にするブランドの紙袋でも、いつもと違った部分があると、気になって見てしまうものです。
こちらは紙袋の口部分に、デザインが入った1枚の紙「バッグキャップ」をかぶせたパッケージです。
具体的な使用例としては下記のようなものが挙げられますが、アイディア次第でさまざまな用途で使用可能です。
- 紙袋のデザインとあわせた季節限定のデザインを入れることで、季節感を演出
- クーポンや商品の宣伝をデザインすることで、販促ツールとして利用
- メッセージを書ける欄をつくることで、メッセージカードとして使用
バッグキャップをかぶせることで紙袋の口を閉じることができるため、福袋のように中身を見せたくない商品用のパッケージとしてもおすすめです。
次にご紹介する、紙袋に使える「+αの副資材」は、ハンドルに取り付ける「紙製オーナメント」です。
カットラインを工夫することで、さまざまなモチーフで製造可能です。立体的で存在感がありますが、紙の使用量や施されている加工が少ないため、低コストで製造できるアイテムです。
何度来店しても楽しんでもらうための要素として、色やデザイン違いのオーナメントを毎回ランダムで付けてお渡しするというのも面白いかもしれません。
箱+α
次に、箱に特別感を追加する「+αの副資材」をご紹介します。
こちらは印刷を施した透明フィルムを箱に巻いたパッケージです。
透明なので、箱の素材やロゴなどのデザインを活かしつつ、季節感やイベント感などを演出することが可能です。
デジタル印刷を用いて、複数のデザインフィルムを用意し、用途や気分にあわせて選択してもらうといった使い方もできます。
がらっと雰囲気を変えたい場合は、紙などの不透明な素材の帯を付けるのがおすすめです。
選ぶ素材や施すデザインによって、パッケージの表情を変えることができるので、パッケージの用途の幅が大きくひろがります。
平袋+α
次に、平袋に特別感を追加する「+αの副資材」をご紹介します。
こちらは平袋に紙製の留め具を付けることで、ギフト感を演出したパッケージです。
紙製の留め具には、カットラインも含めて自由にデザインを施すことができるので、用途別にデザインを展開したり、イベント用のデザインを用意したりと、バリエーションの幅をもたせることが可能です。
巾着状のラッピングには、リボンを使用することが多いですが、「人によって仕上がりに差が出てしまう」「一度ほどいてしまうと元の状態に戻すことができない」などのお悩みをよく耳にします。
留め具を使用することで、切れ込みに袋の口部分を入れ込んで取り付けるだけで完成するので、上記のような心配がない点もメリットです。
アレンジギフトラッピング
最後に、ロットが少ないなどの理由でオリジナルパッケージの製造が難しく、無地の既製品パッケージを使っている企業様向けのアイディアをご紹介します。
既製のパッケージを使用している場合でも、簡単にオリジナル性の高いギフトパッケージに変身させることができます。
こちらは茶色い宅配袋を用いたアレンジ例です。
オリジナルで作成した「樹脂版スタンプ」を使ってスタンプを押し、「玉ひも風のシール」を貼り付けています。
店舗スタッフが事前にスタンプを押したパッケージで商品を包むのも良いですが、店舗内にセルフラッピング用のスペースを用意するのもおすすめです。商品を購入した人が、好きな場所に好きな色でスタンプを押してアレンジでき、「世界にひとつだけのラッピング」をつくり上げる過程を楽しんでもらうことができます。
ここまで、レギュラーパッケージに「+αの副資材」を取り入れることで、特別感を演出するアイディアをご紹介してきました。
現在使用しているパッケージに活用できそうなものはありましたでしょうか。
ザ・パックは、お客様の包装資材・パッケージを総合プロデュースすることを得意とするトータルパッケージメーカーです。パッケージの製造についてだけでなく、各企業様のご予算やご希望に合わせたパッケージの活用法についてもご提案しています。
今回ご紹介した「レギュラーパッケージ+α」の提案もそのひとつです。
限られた予算や期間のなかで、無理なく、最大限の効果を発揮するパッケージとは何か。その選択肢を提供するためのノウハウやアイディアが、ザ・パックにはあります。
「現在使用しているパッケージを活かして特別感のあるパッケージをつくりたい!」「期間限定のパッケージをつくりたいけど、すべて変更する余裕がない…」などのお悩みをお持ちの企業様はぜひご相談ください。
見慣れたパッケージを「特別なパッケージ」にするためのアイディアをご提案します。
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