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気持ちが伝わるカジュアルギフトラッピングとは

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気持ちが伝わるカジュアルギフトラッピングとは

国内のギフト市場は時代の流れとともに、「需要」や「購入方法」、「贈り方」などにおいて大きな転換期を迎えています。

中元・歳暮文化の衰退やコロナ禍による冠婚葬祭イベントの減少により、「フォーマルギフト」の需要は減少する一方、誕生日や記念日などに身近な人へ贈る「カジュアルギフト」の需要は増加傾向にあります。

また、インターネットを利用する人が増えたことにより、ギフトを購入する手段としてECサイトを利用する人も増加。インターネット上でいつでもどこからでも購入ができることから、ギフト市場においてもEC化が進んでいます。

最近では、ギフト商品のみを取り扱っているギフト特化型ECサイトや、“デジタルギフト”または“ソーシャルギフト”と呼ばれる、SNSやメールを利用してギフトを贈ることができるサービスが増え、ギフトの選び方や贈り方が多様化しています。

参照:株式会社矢野経済研究所「ギフト市場に関する調査を実施(2021年)」(参照2022年4月11日)

ギフトを贈る際に欠かせないラッピング。ザ・パックでは、ギフト需要の変化や贈り方の多様化に即したパッケージをご提案しています。

カジュアルなギフトラッピング

フォーマルなギフトのラッピングといえば、「包装紙」や「熨斗(のし)」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
「商品」を“包む”と同時に、贈る相手を思いやる「気持ち」を“包む”という考え方から、包装紙や熨斗は、フォーマルなギフトラッピングとして現在も好まれています。一方で、カジュアルなギフトを贈る際には、少々堅苦しい印象を与えてしまうかもしれません。

ここでは、ギフト感がありつつも相手が気負わずに受け取ることができるようなラッピングアイテムを3つ紹介します。

(1)箱+スリーブ

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箱に紙製のスリーブをつけることでギフト感を演出するラッピングです。
スリーブのカットラインを工夫することでデザイン性を高めたり、リボンやゴム紐と組み合わせたりすることができ、バリエーションが豊富です。
紙製のスリーブには自由に印刷ができるので、「HAPPY BIRTHDAY」や「いつもありがとう」といったメッセージを入れるなど、用途に合わせたデザインにすることができます。

(2)薄紙+タグ

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商品に薄紙を巻き、その上から紙製のタグをとりつけたギフトラッピングです。箱を使用せず、商品を薄紙で直接包むことで、やわらかい印象になります。
薄紙で包むだけでもギフトとして成り立ちますが、熨斗のようなイメージで紙製のタグをつけることで、よりオリジナリティのあるギフトラッピングになります。デザイン次第で、タグをメッセージカードとして使用することもできます。

(3)巾着

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よりカジュアルなギフトの場合は、箱ではなく巾着でラッピングするのもおすすめです。
商品を固定したり、隙間を埋めるための緩衝材を入れたりする必要がないため、箱に比べて汎用性が高く、幅広い内容物に対応できます。また、コットンやサテン、オーガンジー、不織布、ポリエステルなど、さまざまな素材で製造することが可能です。

上の写真の巾着には、「ソイロン」と呼ばれる素材が使用されています。見た目はオーガンジーに近いですが、植物由来で生分解性を有するため、環境に優しい点が特長です。

ギフトラッピングを兼ねた配送資材

コロナ禍での外出自粛により、身近な人とも気軽に会うことができなくなったことで、「ギフトを贈ること」は貴重なコミュニケーション手段のひとつとなりました。

ギフト向けECサイトや、デジタルギフト、ソーシャルギフトを使えば、非接触でギフトを購入し、贈りたい人へ届けることができます。
インターネットを通して簡単にギフトを贈ることができることから、利用者が増加しているギフトEC。その手軽さは大きなメリットですが、贈る相手を思いやる「気持ち」を伝えるのはむずかしいのでは?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

完ぺきな状態で届けることが重視されるフォーマルなギフトにおいては、包装紙で包んだ箱に熨斗をつけ、緩衝材と一緒に配送用段ボールの中に入れて配送することは少なくありません。しかしながら、使用されている資材が多ければ多いほど、受け取り手の廃棄する手間が増えるため、カジュアルなギフトの場合は過剰な包装だと思われてしまうかもしれません。

受取り手の負担を軽減しながらも、贈る相手を思いやる「気持ち」もきちんと届けるべく、ザ・パックでは、配送資材をギフト向けにアレンジすることをご提案しています。以下では、その具体例を2つご紹介します。

(1)POPアップ式 配送用段ボール
配送資材の外側は、送り状などが貼られるなどして汚れてしまう可能性が高いため、内側に工夫を凝らすのがおすすめです。
たとえば、配送用段ボールの内側にメッセージを印刷したり、動きが出るような仕掛けをつけたりすることで、受取り手が箱を開けたときの驚きやサプライズ感を演出することができます。

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開けたときにメッセージが印刷されたPOPが起き上がってくる形式の配送箱です。フラップの部分にガーランドのようなパーツをとりつけることで、より動きのある仕掛けになっています。
一般的な茶色の段ボールではなく、表面が白色の段ボールを使用し、内側に印刷を施すだけでも特別感がありますね。

(2)ポストイン配送対応 ギフト用段ボール

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中身が小さなものや薄いものの場合は、ポスト投函できるサイズに設定することで、非接触でより安心な方法でギフトを受け取ることが可能になります。

はがきのような感覚でメッセージを書き込めるようなデザインにすることで、より気持ちが伝わるギフトになるのではないでしょうか。

ご紹介したように、配送資材をギフト向けにアレンジすることで、受取り手に喜んでもらいやすくなるだけでなく、使用するアイテム数が減ることで環境配慮につながったり、梱包費用や資材コストの減少につながったりといったメリットもあります。

多様化するギフトとパッケージ

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カジュアルギフトやギフトECなど、ギフトの幅が広がり続けるなか、利用シーンや贈る相手に合わせたラッピング方法が用意されているかが、消費者が購入する店やECサイトを選ぶ際の判断基準のひとつになります。

ザ・パックでは、紙袋や紙箱、段ボール、縫製品、リボンやタグをはじめとするその他付属品など、幅広い包装資材やラッピングアイテムをご用意しています。ご要望に合わせ、さまざまなバリエーションをご提案できることが当社の強みです。

「こんな用途のギフトラッピングを提案してほしい」「もっと気持ちが伝わるギフトラッピングはないか?」「環境に優しいギフトラッピングをつくりたい!」など、ラッピングに関するお悩みがございましたらぜひご相談ください。
多様なバリエーションから、お悩みや課題に対応したアイテムをご提案いたします。

総合パッケージメーカーであるザ・パックは、お客様が考える課題に向き合い、パッケージを通して解決するアイディアをご提供します。
具体的な課題、ご相談やご要望をお持ちの方は、お手数ですが商品お問い合わせまで一度ご連絡ください。

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これからも「つつむを知る」では、他のコンテンツでは発信できないパッケージの最新トレンドや、パッケージ製作をご検討中の皆さまの役に立つ情報を色々とお伝えしていきます!
ザ・パックへのお問い合わせやご依頼は、お問い合わせフォームよりお寄せください。

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