【12/2~12/4】高機能プラスチック展のお知らせ

今回は展示会のご案内です。

12月2日（水）～4日（木）まで開催される高機能プラスチック展で、巴工業株式会社様のブースにて当社の製品が紹介されます。

プラスチックは、現状を一定期間維持できる防湿遮光などの機能性、コストが安いという効率性、形が不揃いでも液体でもパッキング可能な多様性など、様々なメリットをもっています。
そのため、衛生・鮮度・栄養価の維持など必要性に応じて適切なプラスチック素材が選択されています。
この機能性によって、例えば賞味期限が長くなることでフードロスの防止につながるなど、プラスチックはなにかと悪者にされる昨今ですが、現在進行形で持続可能な社会に貢献している面があることは確かです。

そのプラスチックの有効性と、紙製品で環境問題に取り組むザ・パックの開発力が融合し、様々な紙製軟包材が誕生しています。
もともと紙は空気や水蒸気を通してしまう特性から、バリア性を必要とする商品のパッケージには使用できませんでした。
ところが最近の脱プラ・減プラの流れをうけ、改良を重ねて紙に対して特殊な加工を施すことで「紙製」の軟包材を実現しました。

今回の展示会では、紙製軟包材クラフトシリーズより３種類の素材をご覧いただけます。


「クラフトエコシール」は、プラスチックフィルムを用いずに紙に対してヒートシール性を付与しています。
バリア性が無いため酸素や水蒸気などから保護する機能はありませんが、個包装された商品の集合体（外袋）としてご使用いただけます。
森林認証紙や植物由来成分を含むインキなどを使って、より付加価値を高めるご提案も可能です。


「クラフトバリア」は酸素や水蒸気を通しにくいバリアコートを塗工した新素材です。
バリア性があり酸素・香り・水蒸気を通しにくいため、クッキーやナッツ等の個包装としてご使用いただけます。
「クラフトエコシール」と同様に、森林認証紙や植物由来成分を含むインキで印刷することで、環境への負荷を少なくすることができます。


「クラフトバイオマリーン」は“土壌生分解性”をもつ素材「クラフトバイオ」をさらに進化させたものとして開発したパッケージです。
この素材は、土壌生分解性と比べて微生物の数や温度の条件から分解がより難しいとされる、“海洋生分解性”を有しています。
ごみはポイ捨てされず適切なかたちで処理されるのが一番ですが、万が一海洋に流出してしまった場合にも海中の微生物の力で水と二酸化炭素に分解されていくため、海の生き物たちに影響を与える心配がありません。
海洋プラごみ問題への対策はもちろん、石油資源使用の抑制にも効果があります。


これらのクラフトシリーズはすべて、容器包装リサイクル法上の分類が「紙」となる紙製軟包装です！
現在注目が高まっている脱プラ・減プラの取り組みに対し、非常に有効な素材となりますのでぜひご検討ください。

展示会の巴工業株式会社様のブースではこのような地球にやさしい食品対応パッケージをお手に取ってご覧いただけます。
※招待券をお持ちでない方は事前登録が必要となりますので、下記サイトをご確認ください。

高機能プラスチック展

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