フォレスト環境基金活動 奈良県吉野町
2022年11月に奈良県吉野郡吉野町にて森林保全活動を行いました。
ここはザ・パック2つ目の植林地として、2002年に活動を開始した場所です。初年度より、トチノキ、ミズナラ、ケヤキ、ブナなど多種多様な樹木を植え、現在では、植樹本数が合計3300本以上になっています。吉野町は世界遺産として登録されている吉野山の玄関口にあたる場所で、桜の名所としても知られています。弊社は、植林だけでなく、間伐にも着手し、世界遺産の保全に貢献してきました。
「元気 森・MORI in 吉野山」のキャッチフレーズのもと、行政・森林組合、地元の企業・高校、一般ボランティアなど、地域の方々と連携して活動を継続してきましたが、2019年11月の活動以降は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため社員による活動を休止していました。休止期間中は、地元森林組合に委託し、植栽地のメンテナンス作業のみ行っていました。
今回は3年ぶりに社員参加の活動となり、弊社のお客様を含む合計25名が間伐を行いました。
間伐とは、丈夫で真っすぐな材木へと木を成長させるために、過密になった木を間引くことです。この作業をすることで、地面に光が届きやすくなり、木の健全な成長を促すことができます。丈夫な木が深く根をはることで、土砂崩れや洪水の災害を防ぐといったメリットもあります。
当日の具体的な作業は、まず切り倒す木にロープをかけて、高い位置にあげます。次に、木の下の位置にノコギリ等で切り込みを入れます。倒れない程度に切り込みを入れたら、ロープを引っ張り意図している方向へ木を倒します。地元森林組合の方々に、ロープのもやい結び(強度があり解きやすい結び方)等を教わり、指導に従って作業を進めました。
今後も安全に配慮しながら、活動を継続していく予定です。引き続き、ザ・パックフォレスト環境基金活動へのご理解・ご協力をお願いします。
<本件に関するお問い合わせ先>
ザ・パック株式会社 総務部東京総務課
TEL: 03-3469-1221 E-mail: koho@thepack.co.jp