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  3. 2022.05.31 廃材をアップサイクルしたパッケージ「エコカラ」ブランドを販売開始

廃材をアップサイクルしたパッケージ「エコカラ」ブランドを販売開始

弊社は、プラスチックパッケージの代替として産業廃棄物を配合した環境配慮パッケージ「エコカラ」ブランドの販売を開始しました。「エコカラ」は、資源として循環させることができる産業廃棄物を市場から回収し、高濃度にプラスチックと混合させる技術を応用することで各種製品へと生まれ変わらせたパッケージブランドです。

「エコカラ」ブランドの第一弾として、卵殻を配合したバイオマスパッケージである「エコカラトレー」「エコカラフィルム」の開発に成功しました。卵殻は国内で大量に回収可能かつ資源として利用することができます。その点に着目し、回収された卵殻を製品の原料として使用しています。またお客様から卵殻の指定回収先がある場合は、回収から製品納品に至るまでのプロセスを含めて企画提案を行います。

【製品例】
<エコカラトレー>
ecoKARA_tray.jpg

  • 卵殻配合バイオマストレー
  • 冷凍、冷蔵対応可能
  • 再原料化、再商品化可能
  • 構成によって食品対応可能

<エコカラフィルム>
ecoKARA_bag.jpg

  • 卵殻配合バイオマスフィルム
  • チューブとシートの両形状で提供可能
  • 環境負荷の少ないフレキソ印刷で印刷可能

どちらのパッケージも重量比で3%~51%まで卵殻を配合することができ、50%超配合することでプラマーク表示が不要になります。トレーやフィルムの他にも、手提げ袋などのフィルム製品、ボトルなどのブロー成型品、食品トレーなどのシート成型品、各種成型品すべてに対応可能で、ご要望に応じてサイズ、配合比率を別注で企画製造します。食品業界及び環境配慮を推進している企業にとって、消費者の目に見える形でサステイナブルな取り組みをアピールできるパッケージです。

ecoKARA_mark1_(normal).jpg
「エコカラ」という名称は、「環境=エコ」と「殻=カラ」を中心とした廃材を原料にとすることに由来しています。弊社では「エコカラ」を石油資源使用抑制やCO2排出量低減を期待できる資源循環型パッケージの戦略的製品と位置付けています。テイクアウトやフードデリバリー向けの需要が拡大しているプラスチック食品容器の市場は4,000億円以上と言われており、弊社はその市場をターゲットに販売拡大を目指します。また、2025年を目標に他の廃材を原料にした製品の開発を進めています。

これからも持続可能な社会の実現に貢献するため、社会課題や環境問題の解決に繋がる素材・パッケージの開発を進めていきます。

※2022年6月15日一部内容修正

<本件に関するお問い合わせ先>
ザ・パック株式会社 総務部東京総務課 
TEL: 03-3469-1221 E-mail: koho@thepack.co.jp

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