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贈る気持ち

当社では、包装用品を50余年間にわたり製造販売しておりますが、「包装」とはなんなのでしょう?
現代において、包装の基本的な機能は、下記の3点に大きく分けられます。

包装の基本的な機能
( 1 ) 内容物の保護:中身の商品を機械的、外的環境変化等から守る。
( 2 ) 取扱の利便性:保管や運送の作業効率の向上や消費者の使いやすさ。
( 3 ) 情報提供:包装を見れば内容物が理解できるような内容表示。

これらの基本機能の他にも、さらに「販売促進」、「コスト削減」、「環境との調和」、「バリアフリーへの配慮」などの使命や役割を担っています。

上記のような、機能の向上は「包装」に発展をもたらしてきました。 ここで、もう少し深く「包装」について探っていきたいと思います。まずは言葉について考えてみましょう。 英語の「package」は「包む、集める」という意味で、機能を重視していると言えます。 それに対して日本語の「包装」には「包む、装う」という意味が含まれています。

Package 包装
包む、集める 包む、装う

装う・・この言葉にこそ、日本特有の心遣いが現れていると思いませんか。
日本ならではの包装としては「風呂敷」や「折形」が挙げられます。 「風呂敷」は、足利時代、客人が風呂に入る際の衣服の取り違えを防ぐため、定紋が付いた布を使用したことに由来していると言われています。
「折形」も、日本では古くからある習慣で、大切な人への贈り物をする際に、清らかな和紙で 包む伝統礼法です。普段はあまり意識しないかもしれませんが、のし袋やポチ袋の包みも、実は折形によって確立されたものになります。
いずれも大切な人への「心遣い」、「贈る想い」が原点となっていると言えます。

大切な人への贈り物といえばバレンタインデー。愛と感謝の気持ちを込めて、チョコレートなどを贈るバレンタインデーでは、少量の商品を小さな手提げ袋に入れたものや、色やデザインの凝ったもの等、パッケージのデザインを重視する傾向が年々強まってきています。 包装において、機能面も重要ですが、「贈る想い」もまた、包装の役割と言えるでしょう。 今年のバレンタイン、あなたはどんな想いを贈りますか? 関連コンテンツ


大阪・東京の包装資料館では、バレンタインを始め、様々なパッケージを展示しております。※一般公開はしておりませんので、予めご了承ください。

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