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ユニバーサルデザイン

日本で「バリアフリーに関する関係閣僚会議」が設置されたのが2000年。当時は健常者をイメージして作られている製品が多く、今まで使いにくかった人により配慮しその障害(バリア)を取り除こう、という考えのもと「バリアフリー」の考え方は推進されていました。
その後、障害の有無や年齢、性別、国籍に関係なく、はじめから、多様なニーズを考慮し、すべての人にとって安全・安心で利用しやすいように、建物、製品、サービスなどを計画、設計する、という概念で提唱されるようになったものが「ユニバーサルデザイン」という考え方です。 この考え方の元となったのが、1985年にノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター所長のロナルド・メイス氏によって定義された「ユニバーサルデザインの7原則」になります。

ユニバーサルデザインの7原則
公平な利用 様々な能力を持った人々にとって、役に立ち、市場性がある
利用に置ける柔軟性 使う人の様々な好み、能力の広い範囲で適応される
単純で直感的な利用 使う人の経験、知識、言語能力、集中力に関係なく利用が理解しやすい
認知できる情報 効果的に必要な情報が伝達するように設計されている
失敗に対する寛大さ 意図しない行動が危険や思わぬ結果に繋がらないように設計されている
少ない身体的努力 無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できる
接近や利用の為のサイズと空間 どんな人でも接近しやすく、操作がしやすいサイズや空間にする


ザ・パックでは、ユニバーサルデザインの7原則を踏まえ、5つの観点から「人にも環境にもやさしいパッケージ」を目指しています。

ザ・パックが考える ユニバーサルデザイン5つの観点
・易認識 : デザインの表記方法や取り扱い方法が一目で理解できる。
・易開封 : スムーズな開封ができ、開封方法がすぐ理解できる。
・易廃棄 : 廃棄しやすい形式を積極的に取り入れる。
・安全性 : パッケージを取り扱う際に手を切らないような工夫など。
・やさしさ : 点字等、身体的機能が低下した人への配慮。

ザ・パックが考える パッケージのユニバーサルデザインの一例
ゴミの減容化を考えたパッケージ<易廃棄>
不要になった箱は、図のようにサイドの穴を指先で引き上げて、平らにできるよう設計。
 
取り出しやすいテイクアウトケース<易開封>
箱を開かずに、刃線に沿って切り取って前に開くよう設計。ケーキなどを横から引き出すことができます。

大阪・東京の包装資料館では、ユニバーサルデザインの具体的な例も展示しております。※一般公開はしておりませんので、予めご了承ください。

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